病院の女性マーケティングの一事例です | 女性視点(?)なマーケティング発想のヒント

女性視点(?)なマーケティング発想のヒント

女性視点マーケティングの提唱者である鈴木が、日経・日経MJに掲載されていたマーケット発想の新商品・新サービスを題材に、「売れるコンセプト」を見つけるコツや、アンケートの作り方をわかりやすく解説しています(2006年1月~)。

あけましておめでとうございます!(少々ごあいさつが遅くなってすみません(^^;))

マーケティング イノベーションの鈴木規子です。
今年も一年よろしくお願い申し上げます。



ではさっそくですが●今日の目次●です。

 1.記事紹介
 2.おボツコーナー
 3.あとがき(本日は休ませて頂きました)


では、今日は12月30日の日経新聞の記事からです。


記事抜粋:


「パジャマ姿の入院生活を男性に見られたくないといった女性患者の要望に応え、茨城県土浦市の国立病院気候霞ヶ浦医療センターが、女性のみが入院できる「女性専用病棟」を開設して半年になる。



病棟には婦人科や内科、外科などの患者約30人。
「男性の目を気にしないで済む」と好評だ。



通常、病院はスタッフが患者を管理しやすいように診療科別に病棟を分けるのが
一般的。
病室は男女別でも、廊下にはパジャマ姿の男女が行き交い、部屋を見られるのを
嫌い「カーテンを閉め切っている女性患者が多かった」(西田院長)という。」



---記事抜粋はここまで---




この内容、女性の方、特に入院経験のある女性の方なら「そう、そう!」と、
共感されるのではないでしょうか?



昨年も入院していた母(70歳)に聞いてみましたら、母もやっぱり「パジャマ姿を男性に見られたくない」と思っていたそうです。
(これは「パジャマ姿」もそうですし、「お化粧していない顔」といったたぐいのものを含んでいます)



それと「パジャマ姿のだらしない男性」を目にするのもイヤだったそうです。
(髪の毛くしゃくしゃで、よれよれのパジャマのおじさん、とかですか。(^^;))



高齢の母でも「パジャマ姿を男性に見られたくない」と思っていたくらいですから、若い女性~中年女性なら、なおさらでしょうね。

医療業界は、マーケティングが非常に遅れている業界のひとつですが、
この病院の場合は目の付け所が素晴らしいです!(^^)
(ただ少々気になるのは、奥様が入院して、ご主人が付き添っている場合なども
ありますが、そういう場合はどうなんだろう?と思いました。)


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 ■ここからは、この事例について「消費者調査をしたとしたら・・・」という
  過去にさかのぼった私の妄想の世界です。
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度々書いていますが、「業界の「当たり前」を疑う」ところにマーケットインの
発想のタネがあるのですが、今回の事例では、

入院患者さんは、プライバシーや通常の生活意識をがまんするのが当たり前
(・・と申しますか、そのようなこと自体、ほとんど意識もされていなかった)

という点です。



日本では多くのサービス業については、消費者の求める質が高度化し、
企業側も顧客志向でサービスの質を進化させていますね。
医療業界でも「患者志向」を真剣に推進すれば、改革のタネはこの事例以外に
いくつでも出てくると思われます。



さて、今回の妄想(「消費者調査をしたとしたら・・・」)では、上記に書いた
「業界では当たり前なこと」を疑う調査を実施することとします。



今回の記事は女性のニーズに合ったサービス改善例でしたが、
「プライバシーや通常の生活意識をがまんしなければならない」ことについて、
男性ではまた別の不満があるかもしれませんので、調査対象は女性に絞らずに
男女入院患者としています。



年代別の特徴も把握するため、その病院の入院患者全員にアンケート調査を
実施します。



●質問内容は以下のようなものです(プロフィール質問や状況把握のための
前段階質問は省略し、中心的な質問だけです)。



・入院していて「他人の目が気になったり」、「他人に見られたくない」と思うのは、どんなとき、どんなことか?



・他の入院患者さんについて、「あまり見たくない光景」や「聞きたくない話・音」「におい」とはどんなものか?



・入院していて、「プライバシーがないなぁ」と思うのはどんなときか?



などを調査します。



アンケートの回答のなかに、そのまま使えるようなアイデアの完成形の回答があることはまれですので(例えば今回の場合なら「女性専用病棟があればよい」といったこと)、上記のような現状の不満点の収集から、調査分析者がアイデアに昇華させていきます。


アイデアの中からビジネスモデル作成、実現可能性を精査し、

計画(plan)⇒実行(do)⇒評価(check)⇒改善(act)で実施していきます。





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■おボツコーナー

(取り上げたかったなぁ~!(^^;)。特に「個人情報を保護するスタンプ」はぜひ買いたいですね。)




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