『海街diary』


淡々系映画に最近どっぷり気味。。

そんな私にうってつけな映画☝


◇ 2015年作品
監督 : 是枝 裕和
主演 : 綾瀬 はるか、長澤 まさみ、夏帆、広瀬すず、風吹 ジュン、大竹 しのぶ、リリー・フランキー、堤 真一、樹木 希林


〈簡単なあらすじ〉

鎌倉に住む三姉妹、長女・幸(綾瀬 はるか)、次女・佳乃(長澤 まさみ)、三女・千佳(夏帆)は、15年前家族を捨て出て行った父の訃報を聞き、葬儀に参列する為、父の最後の居住地、山形を訪れた。

そこで、異母妹のすず(広瀬 すず)と対面するが、現在の母とも血の繋がりは無く、残されてしまうすずの心中を察して、鎌倉で一緒に暮らそうと勧める長女・幸、、

すずは即断して、四姉妹の新しい生活がスタートする。

其々が抱える心の悩みや異性関係の問題等が、

ゆっくりと少しずつ解決されて行く。。

………

最初は、全く顔が似てない姉妹で違和感を覚えるかもと思っていたが、、
四人四様、決して誰かに寄せて行こうとかはせずに、自然体の演技で、不思議かな途中からもう四人が姉妹にしか見え無くなりました。。

家族ってこんな他愛もない事で普通に喧嘩して…
仲直りして、また喧嘩しての繰り返しで、
そうやって日常が過ぎて行く、、

父が家を出て、母が家を出て、、祖父母が亡くなり、、長女の幸は長い間、母代わりとして二人の妹を育てて来た。。
14歳なのに、しっかり者の異母妹すずが、自分と同じ境遇にいる子である事を察知して、放っておけずに家族として受け入れる。。
そうやって、なりふり構わず全てを背負い込もうとする幸………

祖父母の法事の為、久し振りに鎌倉を訪れた母は、四人が住む、この旧い家を売却する事を提案するが、、幸はそれを激しく拒む……
母への憎しみを露にする幸に、次女・佳乃は、母への当てつけで無理に家を守っていると言われ、、幸はふと我にかえる…💡
翌日、幸と母が一緒に墓参りして駅まで見送りする姿、長年のわだかまりが消え、久し振りに親子に戻った瞬間、、、ほっとするシーンでした👍

幸役の【綾瀬 はるか】さん、こんなにしっかり者で落ち着いた女性役とは以外でしたが、、
感情を抑える演技と爆発してしまう演技とのギャップのバランスが外れ過ぎず感情表現出来ていて素晴らしかった👍

この姉妹の中では、男にだらしなくチャラ系の次女・佳乃が、何かとストーリーの機転になる、
姉との対照として、難しく大事な役柄を、ごく自然にごくセクシー(笑)に演じている、【長澤まさみ】さんは、やはり素敵です👍

三女・千佳のスローライフ的のんびり感は姉妹に癒しを与えている、、焦らずマイペースで行こう!と姉妹達を落ち着かせる役割りであるが、幼少の頃、出ていった父の事を、唯一、思い出の記憶がない千佳が少し寂しそうに見えて切なく思った、、
【夏帆】さんは、だいぶイメチェンされたのか?ナチュラルな雰囲気がとても良く出ていましたね👍

四女となった、すず……
身勝手とも思える親の責任を背負い、葛藤しながらも、明るく健気に生きる姿は、誰しもが手を差しのべたくなる。。
【広瀬すず】さんは、素のまま巧い女優さん(!)、引く手あまたなのが分かりますね👍


それと……
すずのボーイフレンドの子、
当たらずも遠からず?、一生懸命、すずを慰めようとする所がかなりのイケメン(?)だった!
私もあんな風に正直で純粋な少年に生まれ、
青春を過ごしてみたかったなぁ~と、思った(^_^)


こんなに仲のいい姉妹なんているの?

なんて斜めから見ずに、
真正面から、二時間ちょっと心を委ねてみてください☝

………


形は少し違うが、この物語の様に、我が家も離婚から家族が二分してしまった。。
元妻と暮らす娘と私と暮らす息子は、、
この姉妹達の様に父をずっと好きでいてくれるのだろうか?… 自信なしですが…(-_-;)

映画で感動する為には、どれだけその出演者等に感情移入出来るか?だと私は思いますが、

この映画で私は、全く出演する事の無い、
四姉妹の亡き父に、知らぬ間に感情移入していた様です……

鎌倉の海が臨める山の上から、幸とすずが大声で叫ぶ場面では、✋今から泣きます!みたいな身構えも無く、自然に、、ジワ~っと涙が溢れた……

その時、我が事の様に、
心で「ごめんね、、」と発していた。。


また良い作品に出会えた。m(__)m