『時をかける少女』
公開当時は、SFファンタジー小説が全盛で、
ご多分に漏れず、私も、この作品や『ねらわれた学園』の【眉村 卓】さん等の小説を読んだ事が思い出されます。。
高校生だった自分………確か何処かで鑑賞していたと思いますが、、
内容&映像等、記憶を消されたかの如く、、何も覚えていません。。m(__)m
なので、
新作を観るつもりで、、鑑賞しました☝
◇ 1983年作品
監督 : 大林 宣彦
原作 : 筒井 康隆
主演 : 原田 知世、高柳 良一、尾美 としのり、岸部 一徳、根岸 季衣、上原 謙、入江 たか子
〈簡単なあらすじ〉
学校のスキー教室で冬山を訪れた、和子(原田 知世)と吾朗(尾美 としのり)は、他の生徒達と離れ、夜のゲレンデで綺麗な無数の星を眺めていた。そこに、同級生の深町(高柳 良一)が突然現れた。
3人は、みんなの集まる場所へ戻るが、、
深町はスキー板を何処かに置き忘れ、なくしてしまったらしい。。。。
幾日か経ち、新学期、
いつもと変わらない・・学校生活が始まる。
放課後、理科室の掃除当番は、当の3人だが、春休みの間中、不振な人物が理科実験室に出入りしているとの噂から、実験室に鍵を締める様にと言われ和子は鍵を預かった。
和子は掃除を終えると、実験室の方から物音がしたので、入ってみると、そこには何者かが実験をした痕跡があり、床に落ちたフラスコから煙りと甘い香りがする。
それを嗅いだ和子はその場で気を失ってしまった。
その日から、和子は次々と不思議な現象を体験することに。。
…………
(★ネタバレあります。⬇m(__)m)
大林宣彦監督の作品は、とても個性的なカットと色を用いて、ノスタルジックなレトロ感を美的に表現するという印象でした。。
しかし、当時はこの手の色彩感覚の映像は、、中々認められなかったのでは無いでしょうか………
オープニングのモノクロ映像、、
冬山で雪が降り注ぐシーン。。
雪の粒が大きく、、大量の紙吹雪、、こんな演出、大林監督ならではなのかな、と思いました☝
※同年、【フランシス・フォード・コッポラ】監督の『ランブルフィッシュ』もモノクロ作品(魚だけ色付き)として、当時話題となりましたが、作品としての評価は低かったみたいですね。。
きっと、、大林監督特有の感性は、お披露目する時代が少し早かったのかも知れません…が、、
この時代に大林監督の様な、前衛的な大御所(?)がいた事は非常に重要であったと思います。。
…………
本作は、前述の通り、SFファンタジー作品で、、
絶滅寸前の植物採集をする為に、遠い未来からタイムトラベルして来た科学者が、その時代の人々の記憶に入り込み、実在する人物かの様に生活をして、秘密裏にミッションを遂行して行くが、、記憶操作された、一人の女子高校生との関係が恋愛にまで発展してしまうという物語。。
新人の【原田 知世】さんと、ほぼ新人の【高柳 良一】さんのコンビなので仕方ないのか、、全体的に台詞は棒読みですが………実はこれも意図的だったとか?ないとか?(どっちだよ?)
また、
和子宅からの通学路は迷路の様に入りくんでいて、、それを辿るだけで、、非現実的な不思議な感覚を覚えました。。
人体模型、フラスコ、人形、天使、日めくりカレンダー、鏡台、壁掛け時計、ラベンダー、紅茶の湯気、…等々、其々のアイテムが命があるかの様に、不気味な存在感を示します。。
その中で、、記憶操作をされ、初恋の人物に置き換えられた、既に実在しない深町くんに強く惹かれ愛してしまう和子、、、
原田さんは、初々しさから、徐々に大人の感情に変化していく様を、とても切なく演じていて素晴らしかった!
逆に、実在する吾朗ちゃんが可哀想で、、
和子を好きに決まってるのだろうが、彼女を想う描写は少なめで、、
唯一、自宅の屋上のハンカチのシーンで吾朗ちゃんの気持ちが分かる、、その位の淡い想いが、かえって良かったのでしょうかね。。
それから11年後の、
深町くんの祖父母【上原 謙】さんと【入江 たか子】さんとの会話のシーンは、子供家族を事故で亡くした、老人の悲哀に満ちたシーンで、思わず涙💧💧
そして、和子の研究室の廊下での再会(?)も、とてもロマンチックでしたね👍
二人が、違うタイミングで振り返る所は、名ラストシーンです❗❗
終わり良ければ・・・❗でもないが、、
映画のラストシーンはとても重要ですね、、
なんか、
35年前のあの時に「タイムリープ」して、同じ青春時代に浸ってしまいました。。
とても良い作品でした★★★★
…………………
とにかくアイドル【原田 知世】さんを売り出す為、戦略的に作られた映画らしく、、エンディングでは主題歌を歌ってしまうところは、?でしたが。。結果、大成功を収めましたね❗
実は、
私が、【原田 知世】さんのファンになったのは随分と、後になってからで、、
ミュージシャンとしての活動が活発になった頃でした。。
ですので、デビュー当時の初々しい少女時代も宜しいですが、、
☝大人の女性になってからの原田さんはとにかく素敵です❗
![]() | 音楽と私~35周年アニバーサリー・ツアーin東京2017[Blu-ray] 3,853円 Amazon |


![時をかける少女 ブルーレイ [Blu-ray]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51c0G11g3eL._SL160_.jpg)

![音楽と私~35周年アニバーサリー・ツアーin東京2017[Blu-ray]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/411%2BZHcUXVL._SL160_.jpg)