『法華経読誦の功徳と法華経を信仰する人々には
諸天善神が身に陰のそうが如く守ってくれる』
昔、藤原右大将兼家の二男が小さい時に
お坊さんになり “道命” と名のり、比叡山
延暦寺で法華経の修行を一心不乱に読誦し、
一年に一巻ずつ読み、八ヶ月で一部八巻を読み終わりました。
“道命”は声が美しく、聞く人は皆感心し、頭を垂れる程でした。
ある時、道命が京都の嵐山にある法輪寺にこもり、
法華経読誦の修行をしていると、たまたま一人の老僧も、この寺に泊まる事になりました。
その夜、この老僧が夢うつつの中に、ふと庭を見ると、身分の高貴な立派な威風堂々とした人々が、隙間もなく集まり、皆手を合わせ、本堂に向かってお経を聞いているのです。
不思議に思って、恐る恐る側にいる一人のお供の方に、
「ここにお出になる方達は、立派な方々ですが、
どなたですか?」
と尋ねると、お供は、
「ここにおられる方々は、日本国を守護する
天神七代地神五代の神々です。
あの方が八幡様。松尾大明神、熊野権現等が
毎朝、法華経を聞きに来て力をつけて
いるのです。」
と教えて下さいました。
見ると本堂では、道命が美しい声で朗々と法華経六の巻、寿量品を読み上げている所でした。
日蓮正宗では、朝5座・夕3座の勤行をします。
初座の意味の大切さ。
諸天善神は法華経を聞く事によって力を得るので、
その御礼として法華経(日蓮大聖人様の仏法 日蓮正宗)を信仰する人々を常に守護してくれるのです。