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伊藤選手2回戦突破です。相手をベースラインより下がらせます。その後は緩急を付けて相手のリズムを狂わせます。相手は力任せに、よりコースを狙ってくるのでミスが増えます。とても戦略的なテニスです。取れないと思ったボールは捨てます。無駄な動きや無駄な力を使わない、独特のテニスです。なにより、強い相手に対してもラリーを続けられる能力は格別です。(バックハンドは以前から定評があります。)球威はありませんが、より深くより正確なショットを打つ事が可能です。賢い。近代テニスの盲点を突いた破壊者と言って良いでしょう。こういった選手が日本から出来た事は心強い。ハードヒッターだけが勝つわけではありません。(現場の現役のコーチや監督には嫌われてきたいでしょう。=言う事を聞かない。古典的セオリーを無視する。)戦略によって勝つためには、技術がずば抜けている必要もあります。ここまで、連戦です。ゆっくり休んで欲しいと思います。余り日本では評価されていないのが残念です。

 

今回対戦したパブルチェンコワ選手:全仏オープン:ベスト8(2011)、準優勝(2021)
全米オープン:ベスト8(2011) このクラスになるよ弱い選手はいません。完全に伊藤の実力勝ちといってよいでしょう。

 

次はアメリカの選手

 

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相手は6位の強豪です。この選手。相手の動きをよく読んで戦略的に組み立てるどちらかというと伊藤タイプの選手です。(パワープレー主体の先週では無い。技巧派。)タフな試合になると思います。

 

<実績>

全豪優勝/全仏ベスト4/ウインブルドン8/全米準優勝 とっても強い相手です。

 

それにしても、伊藤選手。日本において過小評価されすぎです。イチローもその独特なフォームで潰されかかりましたが、仰木監督がしっかり評価して一流になる事が出来ました。この国。人と違った事をすると直ぐに批判される風潮は変わりません。今は結果を出していますが、負ければ容赦のない批判が出てくるでしょう。応援しています。その強いメンタルに。

 

<修正追記です。>

スポンサーさんいました。。

 

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住友ゴムさんです。