妄想話『シスター&ブラザー』第1回 | 妄想の世界へようこそ

妄想話『シスター&ブラザー』第1回

その夜、ひろみはかなり酔っていた。


付き合ってた男にいきなり、「好きな娘ができたから別れる」と一方的な別れ話に荒れまくっていた。


家に帰りつくと、玄関にカバンを放り投げ、服を脱ぎながら浴室へ向かった。



ベッドに向かいたいが、蒸し暑い1日だったため、せめてシャワーだけでも浴びたかった。



浴室にたどり着く頃には、ひろみは全裸になっていた。


しかし、浴室には灯りがつき、人の気配がした。



「おや!?まぁくんかな?」

父の転勤先に母もついていったので、家にはひろみと弟の真澄だけだった。



「そうだ!!嚇かしてやろにひひ


ひろみの中の悪戯心に火がついた。


そぉと浴室に近づくと、硝子越しにうずくまる人影が映しだされていた。



「はぁ~はぁ~はぁ~」


中では息を殺した息づかいと小刻みな動きがうかがえた。



ひろみには、弟がなにをしているか察しがついていた。



だが、真澄には浴室の外に姉がいることに気付いていなかった。



…第2回につづく