入社して11年目になりますが、以前指導員として半年ほど働いていたC校に転勤することになりました。
しかも教習する部署ではなく、車の整備や、その他の業務を行う部署に‼️
詳しく書きたいところではありますがそこは濁しておきます笑
車の整備には興味はありましたし、自分で出来そうなことはちょいちょいやって来ました
教習に疲れてる自分もいました。
初めての人の車の運転に乗るから‥ではありません。
よく、怖くないんですかって言われますが、実際は補助ブレーキもあるし、助手席からハンドルを取ることもできるので、大した怖くはありません。
普通車の教習の場合よく見られるのが、アクセルとブレーキの踏み間違え。
しかし、ブレーキを踏むはずの足がアクセルに行くのが見えるので「はい、間違えたね」くらいの感覚でブレーキを踏めます。どう言う時にそれが起きるか、空気で感じることも。野生の勘みたいな?笑
二輪教習の場合は怖いですね
フロントブレーキをかけようとしてスロットルをひねってしまう生徒さんがよくいます。
ブレーキレバーを握ろうと手首を下げるようにしてかける方はこう言う事になりやすいので、コースに出させないようにしたり、左回りだけやって右回りに移行しません。
でも今でも覚えています、このまま行ったらこの生徒は電柱に突撃だという絶体絶命な場面に遭遇した時。あれは焦りました‥。(直前で生徒はバイクから手を離し、落下。転倒。無人のバイクはそのまま進みましたが電柱脇をそれて倒れたのみ。両者怪我は無し!)
免許とりたての人の補助ブレーキ&補助ミラーなしのクルマに乗るのは怖いでしょうね
止めたくても止めれませんからね
じゃあ何が問題かと言うと、こっちも人間なので、一生懸命やってる人には上手い下手関係なく熱は入ります🔥
しかし生徒さんもそんな熱のある人なんてたくさんいるわけではありません。
特に普通車は。
とにかく色んな方に出会います。
行き詰まると、もうこの仕事ってなんなんだろうって思います。
そんな風に思う人が指導員としてはそもそも失格なんじゃないかと思う事もあります。
1日に10本教習すれば10人に会います。
そして密室の中二人きりで50分過ごす。
基本、人は好きです、バイクだって大好きです。
でも週に60人以上の人に会って話して‥人に会いすぎると今日は人に会いたくないなって日もあります。
でも仕事だからそれが許されない。
そもそも教習の仕方について悩む事もあります。
よく、年配の方からは教習の質が下がったとか、ポンコツばっかりだと言われます。
確かにそれは否定できない。
自分の駆け出しの頃はこう言うことはなかった。
例)
・必要以上の力で閉める。後ろを見ないでドアを開ける。
・乗車前に車の前後下の確認をしない(教習の基本!)
・こんにちはー!と乗り込んだ教習車のエンジンキーが完全OFFになってない。
・ライトがついたままでバッテリーが上がる。
・フロントガラスに指導員の持ってるバインダーの角が擦れたような跡がついててメチャクチャ汚い。
・車をぶつけて凹んだり傷ついたりは仕方ないが、それを申告しない。(指導員としてというよりかは、人として‥)
教習してるのは自分だけじゃないんだ、とにかく周りを見ろと教えられたものです
周りも見れない指導員が、そんなんで生徒の事ちゃんと見れてるのかって言う声も。
そんな日常に疲れてしまうこともあります。笑
そんな時にこんな話が舞い込んできて、ここから脱出できるというのは良く感じますが、今いる学校を離れるとなるとやはり淋しいです‥。
大型、大特、牽引の教習について、ずっと手をかけてくれた上司の下からは部署異動で仕事上は離れた一年ではありましたが、その上司がいる学校を離れるとなると毎日は会えなくなるので寂しさは計り知れません。
入社時期がほぼ同じだった同僚とも中々会えなくなるのも淋しいです。
毎日のようにあと何日だなって声をかけてくれたり、大変だったらすぐ戻してもらえよと言ってくれたり。。
送迎の方に送別会を開いてもらったり。
送迎の Sさん、お土産までありがとうございました
送別会で激辛カレーを食べる後輩K
高齢者講習の事務のおねーさんからいただきました。
教頭ありがとうございます!
受付&指導員Nさんありがとう!
指導員Ⓜ️さん
あ、こちらは指導員Nさんからです
送迎Yさん!
本当に行っちゃうんですねーと後輩や上司、色んな人から声をかけてもらい、なんか申し訳ない。。
みんないい人なんだよ
もしまた戻って来れるような事があれば一回り、いや二回り成長してこの学校に戻って来たいと思います
今までありがとう