本日は母親の話です。

1月に早期の肛門がんが見つかり、
内視鏡にて切除しました。

術後は良好で
半年以上経過したこともあり
先月の23日に
再び大腸検査を受ける事になりました。

内視鏡検査を受けた事がある方は
ご存知かと思いますが、
前日は消化の良い食事を行い
21時頃から絶食し下剤を服用して就寝。

検査当日は腸内洗浄薬2リットル分を
10~15分毎に180ccずつ服用し
排泄を確認しながら
最終的に残りカスがなくなり透明に近い
状態になれば検査前準備完了となります。

まぁ、
健常者であれば問題ないんですが
母親は2年半前に脳梗塞を発症。
要支援1ではありますが、
高次脳機能障害があるため
段取り通りに行きません。

前回時は服用がもたついたため
排泄のタイミングが遅くなり
病院に向かうタイムリミット直前で
便意をもよおし
紙オムツを着用していましたが
何度も失禁に近い状態で
対応に苦労しました。

そして今回
前回の一件もあり
嫌な予感しかしなかったんですが、
予想通り不安は的中。

前回同様服用にもたつき
途中トイレに駆け込んだ時に異変。
排泄中に血圧が低下し失神したため
病院に連絡を入れました。

病院側の指示通り服用を中止し
診察のため、前倒しで病院に向かいました。

服用中に貧血状態になる事もあるらしく
その日の検査を中止し
改めて再検査を行う事に。

ただ自宅での検査薬服用は
失敗する可能性が高いため、
今回は検査入院をお願いしました。

という事で、
昨日8時半から検査入院致しました。

ホテルだと1泊分の計算ですが、
入院の場合は2日分の計算となり
多少割高にはなりますが、
それでも失敗のリスクを考えたら
プロの手厚い対応がある分だけ安心です。

こちらの負担を押し付ける形となり
大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、
医療スタッフの皆様には
日々感謝しています。

今回の内視鏡検査では
本人曰く
11か所のポリープを切除したとの事ですが、
いずれも良性であり
無事本日退院致しました。

今月26日に検査結果の報告のため
通院の予定です。