改正臓器移植法施行後初の家族同意での脳死下臓器提供がありました。
昨日から各局ニュースで色々流れているので、聴いた方も多いと思います。
本当は今日私は移植外来日でした。
昨日の時点で病院側から先生がこの臓器提供手術に行くので
外来の延期の電話が入っていました。
日本の移植にとってのまた新しい1歩の日なんだな・・・そんな風に感じました。
今回は家族の同意といっても、ドナーさんは臓器提供意思カードは持っていなかったけれど、以前に万が一の時は提供したいと話していたとの経緯があっての臓器提供に繋がったよ形のようですね。
改正移植法が施行され、今回のように家族同意でも臓器提供が可能になりました。
だからこそ、1度もしもの時にはどうするか・・・?を家族内で話し合う機会を
皆さんに持ってもらえたらと思っています。
死の時を考えるのは・・・ちょっと・・・というのも勿論あると思いますが、
生を受けた人間全てに公平に訪れるものが死です。
自分がその時を迎えたったらどうするか?を思慮していただきたい。
死を見つめるということは同時に生を考えることでもあり
「いのち」を考える大切な時間になるからです。
「いのち」を感じ深く考える時間は
今の自分の生き方、これからの過ごし方にも影響を与えると思います。
多かれ少なかれ変化がある人が多いのではないか、そんな風に思います。
私自身がそうだったから。
私はいのちを大切に生きるためにも前向きな考え方が出来るよう変わったと
自分で感じています。物事の考え方・捉え方が大きく変わりました。
大きな問題なので、ゆっくりと時間を掛けて色んな方向から見つめて
深く考える時間を多くの方に持っていただけたらなって思います。
臓器提供する側だけでなく、受ける側になるかもしれないということも、
家族が提供する場合はどうするか?
家族が移植が必要担った場合・・・どうするか?
自分が家族がこれから先、移植医療を受けなければならない可能性も
誰しも似あるので、提供する側、される側、その両側の立場になって
話し合いの機会を持ってもらうのが1番良い形のように思います。
元気いっぱいだった幼い頃頃はまさか自分が病気になるなんて
大人になって父からの移植を受けるだなんて夢にも想いませんでした。
色んなたび場に立ち色んな方向から見つめるとまた違った思いに
気づいたり出逢えたりします。
移植法が改正されたのでこれからは家族の同意で提供できるようになります。
その時に話し合っていないと家族がより重荷となって提供を考えなければらない事になると思うので、負担も少なくするためにも、死を迎えた時に自分はどうしたいのか?を考えてはっきりした意思を家族に伝えてもらいたいです。
私と同じ膵腎同時移植は通院している病院で行われます。
12時から手術みたいなので、いのちを繋ぐため懸命に尽くされているでしょう。
沢山の方にこうして支えられて色んな移植が存在しています。
今回は5名の方にいのちのおくりものがされたようです。
ドナーさんとご家族の温かいお気持ちといのちを大切に繋いでいけるように
ドナーさんとレシピエントともに楽しい明るい未来を歩いていけるように
全ての移植手術の成功を強く願っています。
ドナーさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして、深い悲しみの中で決断されたご家族に心からの感謝と敬意をを申し上げます。
私は延期の外来までに風邪を完治させれるようにがんばります。