林哲司さんとお話ししました。。。 | MARK AKIYAMAのブログ

林哲司さんとお話ししました。。。

林哲司(*)さんとお話しする機会がありました。念のため説明
しますと、「北ウィング」(中森明菜)、「セプテンバー」
(竹内まりや)など多くのヒット曲を書いた作曲家の林さん
です。
音楽評論家の中田利樹さんと共著の単行本「ソングライタ
...ー100」(ヤマハミュージックメディアから発売中)の内容
にまつわるトークショーがタワーレコードで行われたので
駆けつけたのです。

全米チャートを賑わしたソングライター作品の傾向と分析
が今回の内容です。私はBURT BACHARACHやDAVID FOSTER以
外の名はあまりピンと来てなかったのですが、あらためて
J-POPに与えた影響をいくつか再発見しました。

アメリカの音楽ビジネスは、いかに商業的に成功する曲を
書くかということが正当に評価される世界です。
バークレーには"HOW TO WRITE SONGS FOR BIG SALE"的な講
座もあるくらいで、そのへんが日本と違うところです。

わが国ではつい「あれはたまたま売れたんだよ」的な評価
をされがちなのです。
もっとも、アメリカのPOPSはAOR系を中心にきちんと組み立
てられた音楽が継承されているからなのですが。

(*)林哲司さんは1970年前後のヤマハ作編曲教室出身。
  私もこの教室出身です。とは言っても、当時受講場所が
  違い、その後も私は単なるアマチュアなので、接点が
  ありませんでした。

  でも、知り合いの知り合いなので、以前もいちどお話し
  する機会がありました。

(*)当時、私は彼の「ブルージェ」という曲で、マイナーadd
  9thの響きが好きになったというのも貴重な想い出です。続きを読む
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