健康志向の増加 | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


日本人は健康になりたいという気持ちが根強く、その気持ちは共通しているようです。しかし、お若い方の健康への気持ちはそれ程強くなく、年齢が高くなってくるとより強くなってくる傾向があります。


私も経験していますが、30歳以上のメンバーでの酒席では、共通の話題として健康の話が出てきます。20代のころには経験していないような傾向です。


歯科医院でも同じような傾向があります。痛みを取るということで来院しているだけではなく、歯の健康を継続したいという患者さんが増えています。以前もお話をいたしましたが、山口県のかずき歯科クリニック(http://kazuki-dc.jp/)では、雑穀米を販売しています。


食育に関して意識の高い先生で、マクロビオテックスなども勉強されており、患者さんにもそのような話をしています。この医院では雑穀米販売数が、半年間で1,000個を超えています。徐々に毎月の販売個数も増加しており、健康に対しての意識の高さを表しています。


しかし、一口に健康と言っても、健康法も多々あり、一般の方は混乱していると思います。ココア健康法などの大きなブームがいくつも発生しており、情報量過多になることで混乱しています。この状態の中で、いかに患者さんに理解していただくかということが重要です。


こちらの医院では、職員が雑穀でダイエットに挑戦し、成功しています。このような実例を目に見えるように行うことで、効果が生まれると思います。


健康志向も、自粛ムードの中でどう変わるかは大きく変わるかということです。雑穀のような、エコの時代である江戸時代の健康法ということが注目されてくるのではないでしょうか?電気を使わない、過度な投資を行わないという消費傾向は今後変化していくと言えます。