診療所ということで地域密着度を高めていくことは必須です。
その周辺に生まれ、その周辺で開業することで密着後は高くなってくると言えます。
この密着度が高くなると、医師の方の私生活に支障が出る場合もあります。どこを歩いても声を掛けられるという状態に入ります。
時々見られる看板で、似顔絵を描いているような医院があります。広告規制という問題では少しグレーな部分もあるかもしれませんが、地域密着ということでは効果が高いようです。
似顔絵通りの先生ですねというように声を掛けられやすくなります。地域内でのコミュニケーション度合いは高くなってきます。何をやっても噂で広がっていくというような状態となってきます。プライベートはなくなってきてしまいます。生活しにくい状態になるのかもしれません。
しかし、徹底して地域密着度を高めている院長もおられます。診療圏を決め、それ以外からの患者さんが来た場合は周辺の医療機関に言っていただくようにお話をしているというお話です。
患者数の増加ということでは、遠方から来院していただくようなケースはありがたいことです。しかし、あえてお断りしていることで地域住民の方が長時間の待ち時間を持つようなことのないように工夫しているのです。
このような取り組みを地域密着の一つのパターンであると言えます。他にもいろいろな地域密着方法があると思います。このような地域密着度アップを図る必要があるのかもしれません。