眼科医院、歯科医院、整形外科の経営コンサルタント 高野聖義(昌則)です。
眼科医院の業務オペレーションとして他の診療科目との大きな違いが検査業務の多さです。他の診療科目では検査数は少なく、レントゲンや血液検査などのドクターもしくは看護師が行うべき内容の検査項目が多くなります。
しかし、眼科医院では視力検査をはじめ、眼圧検査、眼底検査、OCT、Aモード、Bモード、ゴールドマン視野検査など、多くの検査を行う必要があります。検査業務が眼科医院の業務オペレーションを決めていると言っても過言ではありません。
この検査業務の多さが、職員数の増加や待ち時間の発生と繋がっていきます。では、効率化を図るとしたらどこからでしょうか?
まず考えなくてはならないのが、会計処理です。診察までの待ち時間は我慢できますが、会計の待ち時間だけは我慢ならないというのが、患者さんの正直な気持ちです。会計だけは時間を短くしていきましょう。
次に考えなくてはならないのが、視力検査をフル回転させることです。視力検査の検査台を動かさないというようなことは最大のロスです。視力検査がしっかり稼動しているかを確認していただきたいと思います。