診療報酬改定の決定 | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

眼科医院、歯科医院、整形外科の診療所経営コンサルタント 高野聖義(昌則)です。


2月12日に2010年4月での診療報酬改定が発表されました。


眼科部門に関しては、検査関連が点数が下がりました。一部エキシマレーザーの保険適用などがみられましたが、全体としては点数が減少ということになります。まだ数字的な計算を行ってはいないですが、3~5%位の影響はあると思います。


また、歯科部門に関しては、初診料のアップなどが見られます。補綴関連は増加は見られず、訪問などは更に点数がアップしています。


細部に関しては予想と違う結果となっておりますが、大枠は予想通りです。


眼科部門に関しては視力検査などの検査料の低下は一般眼科にとって大きな影響を与えます。収入の大きな部分を占めている医院も多く、今後の経営を考えると対策が必要になってくるといえます。


診療報酬の改定等に関しては一喜一憂してしまいますが、まずは足元を固めていく必要があります。基礎を固めていただきたいと思います。