眼科医院、歯科医院、整骨院の医療経営コンサルタント 高野聖義(昌則)です。
最近、医療機関の売却の話が増えています。売却案件はどこからともなく話がやってきます。しかし医療機関の売却として難しいのは、ドクターの確保、スタッフの確保というソフト面の安定性です。
通常の売却案件の場合、ドクターはおらず箱だけを売却という話が多いようです。このような場合テナントに入っている場合は売却金額の設定が難しく、売り側と買い側の意見が折り合わないケースが多いようです。
今流行っている医院でもドクターが変われば患者数は減ります。この減少幅をどれくらい防げるのかということに関してはしっかりと見極める必要があると思います。その上で収益性で計算していくのか、資産で計算していくのかというM&Aの売却金額の設定が生まれます。
今売りたいという医院が多く存在します。この売りたいという市場をいかに確保していくのかが、これからのビジネス展開となるかもしれません。