歯科医院のキャンセル対策  | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。


歯科医院の勉強会で、キャンセルに対する対応が出てきた。
予約が変更された際の対応である。

歯科医院ではリコール対策と呼ばれる検診患者確保が業績向上の基礎となります。3ヶ月ごとの来院を促し、歯の健康状態を維持することが歯科医療を徹底させるためには必須です。


しかし、このリコール対策は難しいのです。

来院し、次回来院まで3ヶ月あいてしまうことで、どうしても来院率が下がってしまいます。
通常は3ヶ月ごとに葉書を送り、来院していただくのですが、これだけでは来院しません。


以下のようなパターンが一般化しています。

 1.定期的な来院患者に対しては、3ヵ月後の予約を入れる
   (日付、時間までの予約)
 2.来院日が近くなったら、葉書を送る

さらに、来院比率を向上させるために一番効果が高いのが、電話での来院日確認です。

葉書だけではどうしても来院率を向上させることは難しいため、いろいろな対策を行うのですが、電話をかけることが一番効果が高いです。


電話をした際に、来院日を変更したいという連絡が入ります。ここからが重要です。

変更した結果、予約枠が空いてしまうのです。

この場合も、予約枠を埋めるためには、電話で早く来院したいと希望している患者さんに予約が空いたことを伝え、この予約枠を埋めていく必要があります。

サポートする力が試されるポイントです。


船井総合研究所 メディカルグループサイトはこちら
  http://www.funai-medical.com/