医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
経営者として、スタッフに求められることとして、「将来どうしたいのかを分かるように説明して欲しい」ということがあります。
院長がこれをやりなさい、あれをやりなさいと指示を出していく中でその指示が多くなりすぎると、結果的に、院長は何を目指しているのかということが分かりにくくなります。
この段階で必要となってくるのが、ビジョンであり、医院理念であり、医院の目標です。それぞれの言葉の意味は違うのですが、スタッフが求めているのは、「未来設計図」です。
医院として将来はどんな風に成長していくのか、そのために何をしなくてはならないのかということを明確に伝えていく必要があります。
もし、このような「未来設計図」を持たせずに、仕事を続けさせるとスタッフは疲弊します。
今やっていることに意味を見出せなくなってきます。意味のない仕事を続けると疲れます。仕事をするやりがいを感じなくなります。一生懸命やっているけど、何を目指しているのか、どこまで働けばいいのかという点に疑問を感じ始めてしまいます。
「未来設計図」は、働くための羅針盤となっているのです。
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