医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
歯科医院のコンサルティングを行う上で重要になってくるのが、患者さんの心理、感情を押さえるということです。
これは、物を購入するという心理を理解できているかということです。
自費診療を提供していこうとすると、高額な金額を進めるということに抵抗感を感じるようになります。しかし、本当に高額がどうかは患者さんが決めることです。
保険中心で診療を行っていた医院では、自費診療を薦めることで患者数を減少させてしまうのではないかという気持ちになります。しかし、これは患者さんが納得すれば問題はないことなのです。
どうしても医師としては売り込むという行為に対して抵抗感があります。
しかし、営業をしなさいという訳ではないのです。
考えなくてはならないのは、患者さんのために本当に必要な治療法なのかということです。
保険内の治療法では足りないというような状態であれば、積極的に自費の治療に関しての情報を提供していく必要があるということなのです。
専門的な情報を伝えないということは、患者さんの選択肢を狭めることになります。
本当にそれがいいことなのかは疑問です。
この点を納得し、行動を変える必要があります。
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