全ての経済活動にはマーケティング発想が必要である。
誰が言ったか知りませんが、私はそう思います。
マーケティングとは不確実なものを、確実にするものです。この不確実な要素が、診察圏と呼ばれる来院範囲であり、来院理由であります。
マーケティング的な発想を行うことで、様々なことが見えてきます。しかし、これがずれてくると、全く意味がなくなります。
一般的にマーケティング的な考え方はできません。実家が商売をされていたような家庭環境ですと、知らず知らずに身につくと言われていますが、一般の方は難しいですね。
特に公共的な機関にお勤めの方の発想はマーケティングとは大きくかけ離れているようです。
コンサルティングの現場でも実感します。
マーケティング発想のない方と話をしていると、どうしてもずれてしまいます。こちらの提案も、素直に理解出来ないようです。そのような方の共通点は自分軸が強いということであるようです。
世の中一般のお話をしても、自分のところはこうだから・・・。とか、うちの業界ではこうだからというお話しか出てきません。
業界の常識は、世の中の非常識です。これが分かっていない。
これを分からせるのは、正直しんどいですね。
今後、医療業界も含め、さらに競争は激しくなります。どのような業界でも競争が必要になります。しかも、一般の方は、すばらしいサービスを受けています。その経験を持って、全てを評価してしまいます。
高付加価値を期待する業界であれば、あるほど、マーケティング的な発想を持つ必要があるのでしょう。
今日は抽象的ですみません。もっと、突っ込んで話したいのですが・・・・。
いろいろ事情がありまして。
では、セミナーでお会いしましょう。
(会わない方も多いですが・・・・。)