滅多にイラっとすることはありませんが、久しぶりにイラッ・・
『噂の!東京マガジン』で救急医療の現状について放映されています。
この中で、病院のドクターが36時間寝ずに救急患者の受入を行っている様子などがVTRで流れたのち、司会者が言った一言。
『医者が足りないと言っているのに、辛いからといって医者が開業するなんて、医者のモラルの問題だ!』
この人は、流れていたVTRを見て何を思っていたんでしょう・・・
目の下にクマを作って、やつれた顔をしていたドクターを見てなんとも思わなかったんでしょうか?
医療は自己犠牲の下に成り立ってはいけないことですが、残念ながら現状そういう事態に陥っています。
だから決して開業した方を責めることは出来ません。
その後も『夜間に病院が開いていないのが問題だ!病院なんて昼間しかやってないじゃないか!』と・・・
『病院のコンビニ化なんて呼びたくない。コンビニは便利が基本。行っても診られないじゃコンビニじゃない』と、医療関係者に対しての暴言ともとれる言い方を連発。
正直なところ、何も分からん奴が語るな!って感じです。
VTRの中で、某病院の院長が言っていました。病院のコンビニ化で、365日24時間いつ行って診てもらっても当たり前と思われている。ありがたみが伝わっていないと・・・
救急車もそうです。119番に電話して病院に運んで当たり前。
ありがとうございましたの一言を救急隊に向けて伝えてくれる人は正直、ほんの一部です。
あくまで例ですが、アメリカ等では救急車を利用すると3万円前後の料金が発生します。
日本では無料。これも一つの難しい問題です。
テレビも国民の皆さんも、目を向ける所を間違えています。
問題なのは病院の責任ではない。
制度自体の問題なんです。
何とかしたくても、どうにもならない事、皆さんにもあると思います。
それと同じです。好きで診ることが出来ないと言っている訳ではない。
報道に携わる者は発言にどれだけの効力があるか自覚して欲しい。
あんな話をされたのでは、多くの国民が病院が悪いかのようにとらえてしまうと思う。
ここに書いたのは、私の知人でもあり強い理想を持って働く某ドクターや私の知る限りの医療従事者の事を思いながら書きました。
みんな自分を犠牲にして働いています。
もちろん違う意見もあると思いますし、地域によって違うこともあると思います。
すべての人がそうだとは決して言いませんが・・・
でも、一言だけ・・・
医療従事者も人間です。