まーくは、この「総合情報」はあまり政治・思想的なサイトにするつもりはありません。

しかし、地元民の目から見て、あまりにひどい偏向かつ無責任なTV報道に憤りを覚えました。

9月4日~5日にかけて猛威をふるった水害の状況とまとめについては、
G[05.09.05]
G[05.09.06]
G[05.09.08]
でお送りしました。
この水害では災害救助法の適用も決まりました。
『毎日新聞』

今回、鍵を握ったのが、地下調整池。


排水を終えたそこが、


昨日[05.09.09]に、マスコミに公開され、それを機に様々な報道がなされました。例えば、
『時事通信』
『日本TV』
『フジTV』
『TBSTV』

『TV朝日』系「super J チャンネル」[05.09.09]でも放送。
(注:録画もせず、ネット上にも見あたらないため、記憶だけで書いています。まーく の記憶違いや正確な資料があれば、ご指摘ください。)

***

まず、この調整池は1時間雨量50mmを想定したもの。それが1時間100mmという“70年に1度”の大雨に見舞われた。それでも、まだ工事中の部分まで水を入れて、なんとかこの程度の被害で収めることができた。

これに対して、インタビューに登場した「地元」の男性。

“対応が遅すぎるんだよ!わかってたのに。”

これをTV朝日側、
“100mmもの雨が降るのはわかってたのに、対応しない行政が怪しからん”
と解釈。さらにこのテーマ終了時に男性コメンテーター、
“9月1日防災の日に、いろいろ訓練をしますけど、そんなことより優先して取り組んでほしいですね”
(という意味の発言。ごめんなさい、正確ではない、と思います。)

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あのう、100mmもの雨が降る、と降雨の初めに、あるいは数日前にわかっていたとして、それで行政に何ができた、というのでしょうか?
増水警報や避難勧告はされましたし、不動産・家財に被害が出るのは、防ぎようがないのですが。

都市気候と温暖化の影響で、集中豪雨が増えている。1時間50mmの基準を見直すべきだ、というのは一理あります。
しかし、東京都の河川全体では、50mm基準での対策完成がまだ6割なわけで。ここだけ優先して100mm対策してはおかしいですね。

それにここだけでも、雨が1時間に100mm降っても溢れない川にするためには、莫大な費用がかかるわけで。

確かに浸水で家財が毀損した方は、お気の毒です。


でも、人が死傷したり建物が流されるほどの被害ではないわけで。

あえて言いますが、地元民から見て、この川は暴れるのが当たり前。(大昔からの常識です。)
この川沿いに不動産を買う・建てるのであれば、土台を高く築くなり、


1階部分は高床式にする、などの自衛手段をとってもらわないと。


家財を守るのは自己責任です。

水害常襲地を承知で住宅・オフィスを構え、あまつさえ地下室まで作り、そこを守るため、莫大な治水費用をかけるよう行政に要求する。
そんなことをされては、予算がいくらあっても足りません。

(注:低所得層が他に住むところがないので、仕方なく地価の安い低地に居を構え、家屋整備にも費用をかけられない。となると同情の余地はあります。しかし、それはそれで別個「マクロの所得分配」の問題。それに今回被害にあったのが、そうういった事情とは思えません。)

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どうも、『TV朝日』の報道が、ことさらに行政の怠慢をあげつらっているようですが、ではどうしろ、というんですか?
あまりに無責任ではありませんか?

また、地元の防災訓練が主に行われたのは、9月4日の日曜日です。
それより根本的に、(主に地震)防災訓練をすることと、今回の水害被害に、なんの因果関係があるのですか?

行政なら叩いても文句が出ない、とばかりに、なんの定見もなく悪者に仕立てているだけ、ではありませんか?

『TV朝日』報道関係者に猛省を促します。

(注:水害情報インデックス