もっと強くあらねばと痛感させらる一日だった。
今週に入ってからの体調を考え、昨日の内に、午前中の予定をキャンセル。
午後三時に、後輩と近所の喫茶店でささやかな懇談会を開く予定にしていた。
そちらに全力を傾注することに。
関係者に私の意中を伝え、午前中の件を全て託す。
一時ぐらいまでに起きられればいいや。
そう考えていたのだが、その考えはまったく甘かった。
一時過ぎに起きるには起きたが、頭が何となく痛い。
体が重い。
頭と体が、起き上がるのを拒否する。
約束を違えることはできない。
時間までに、買い物も済ませておきたい。
ボォ〜っとした頭で、起床する。
この春から、一人の後輩の様子を見る度に心配がつのっていた。
五月に入院して、ベッドの上に横になったときも、真っ先に気になったのはこの後輩のことだった。
自分はこうして病院に入ったから、もう大丈夫。
しかし、やつは大丈夫か?と。
退院後も、後輩と私の立場を考え、直接会うことにかなりためらいを覚えた。
しかし、私の直感が正しければ、これ以上は放置できない。
周辺で情報を集めて回り、これはやはり、直接会って話を聞くしかないと覚悟する。
結果、良かった。
二時間のささやかな懇談で、ポロポロと、後輩が抱えている不安感や焦燥感がこぼれ落ちてくる。
既に重症化一歩手前。
お前、このままだと壊れて、家から一歩も出られなくなるぞ。
その後、バカ話も交えながら、話を聞き、私の心配しているところも話す。
自分をチャンと見てくれてる人がいる、分かってくれてる人がいるってだけで、安心できるだろう?
衆目の下で崩壊しそうになる涙腺を抑えるのに、苦労している様子。
次はお前が、人からそう言ってもらえるようになるんだよ。
結論は上手くまとまり、ささやかな懇談会は終了。
元気に帰って行った。
本当に大変なのはこれからだが、一人ではないと分かった以上、もう大丈夫だろう。
これだけの大事になりそうになっていながら、なぜ誰も気づかないのか。
みな、何を見ているのか。
そうした場合のために私があるのだと自認しているのだから、私はそれでもいいのだが。
現実を顧みるとき、こぼれる涙を抑えることができない。
この地にあっては、私が最終防衛ラインなのかもしれない。
そう考えれば、私が悲哀に溺れている場合ではないと痛感する。
大切な人たちを守るため、自分の信念を貫くため、大きな夢を叶えるため、もっともっと、限りなく強い私でありたいと思う。