やはり眠りの質が、順調に良くなってきているようだ。
今朝も午前二時過ぎに軽く覚醒する。
その段階で、もう起床しても大丈夫じゃないかと感じられるくらい、ほとんど眠気を感じなかった。
疲れも感じない。
そのまま横になっていると、浅い睡眠に移る。
再び軽く覚醒する。
そんなことを朝六時前まで繰り返しただろうか。
最後に目が覚めると、七時十五分。
さすがに起きないと朝食に間に合わない。
熟睡感はないが、それにしてもよく眠れた。
入院して以来、睡眠の質としては今朝が最高だった。
本とノートに向かっても、今日は文字が乱れない。
最初から、割と思ったとおりの文字が書ける。
二頁分もノートをとると、上腕部に痛みを覚えはじめる。
同時に、整った文字を書くことが、段々と辛くなる。
ムダな力が入っているのか、はたまた私のペンの持ち方や姿勢が悪いからか。
この方法、勉強として楽しいのはもちろん、作業療法として私の心の病には効果があるようなので、退院して自宅に戻っても続けたい。
私の中にあった緊張感は、今日はかなり解消されているようだ。
そのことは文字が乱れないことにも表れているし、今日は胸に何かがこみ上げてくることもない。
今朝の検温で、看護師さんから睡眠の様子を聞かれ、上のようなことを答えた。
「本当に良くなってきているんですね」と言われた。
同室の患者さんの耳もあるので、私は大きくうなずいて答えた。
入院の残りも、実質的にいよいよ明日一日だけだ。