風邪をひいた。
たぶん風邪だと思う。
なにぶん症状が「腹痛」とか「消化不良」、「四肢末端からの急激な冷え」などで、風邪の特徴的な症状と言える「咳」とか「発熱」、「悪寒」といったものはない。
でも丸二日近くも布団から出られなかったのだから、たぶん風邪なのだろう。
よくもまぁ、あれだけ寝られたものだ。
今晩になって、やっとおかゆを炊飯器で炊くぐらいのことをできるようになった。
それまでは水と冷蔵庫にあったリンゴ、人からたまたまいただいていたミカン2個でしのいだ。
と言うか、腹は減らなかった。
とにかく寝ていたかった。
今も、この入力が終わったらサクッとシャワーを浴びて、さっさと布団に潜り込みたい気分だ。
では、なぜ風邪ごときでわざわざこのブログの更新を思い立ったかというと、今までとは明らかに違う自分を感じているからだ。
風邪という病気にではなく、症状の苦しさによってあぶり出された心理的な状態の、以前からのあまりの変化に驚いたからだ。
今までの私なら、ココまで病気で動けなくなったら(急激に腹痛に襲われて、あれよあれよと四肢の末端から冷え始めて、布団に入っても体が温まらないという状態だった)ひどく心細い思いをしたことだろうと思うのだ。
誰でもいいから側にいて欲しいと思ったに違いないのだ。
今までの私は、人並み外れて孤独に恐怖を覚える体質であったハズ。
そんな私の体が病気で疲弊しようものなら、なおさら孤独感に苦しんだハズなのだ。
悲鳴を上げるように、誰かに助けを求めずにはいられなかったか、もしくはこれ見よがしな自傷的行為にはしりかねなかったハズなのだ。
しかし今回は、そんな兆候が全くない!
辛いし、苦しいし、誰か助けてくれるものならばありがたいな、とは思ったさ。
でも、以上オシマイで、心理的に追い詰められた感は完全になかった。
これは私の55年の人生にあって、かなり驚天動地なできごとなのだよ!
風邪なのか、風邪でないのか、よく訳の分からん症状で苦しまなきゃいけないこの程度のことなんかとは比較にならないくらいに、大事件なのですよ!
あの寂しがり屋で、かまってちゃんだった私は、どこに行っちまったんですかねぇ...
ま、いない方が楽ですけど。
ってか、いないとこんなに楽なんですねぇ〜w
これがもしかして、オーディナリーピープルでは当たり前なの?
もしかしてもしかして、その当たり前を獲得するために、55年もかけちゃったの?
なかなか笑えまするぅ〜!
とまぁ、そうした私の心理面の変化を、今回の風邪(だと思う。たぶん感冒性胃腸炎)が教えてくれたわけです。
それを書き残しておきたかった、ただそのためだけのエントリーです。