大切なのは、いよいよの心だ。
困難が襲いくれば、いよいよだなと覚悟を決める。
困難を乗り越えれば、これまた、いよいよこれからが本番だと、さらに覚悟を深める。
人生は、いよいよの連続だ。
谷底に転がり落ちても、いよいよ。
坂道をやっと登り切っても、いよいよ。
生きていかなきゃいけないんだ。
どうせ同じく生きるなら、悔いも残さず、気持ち良く生きたいじゃないか。
そうした生を望む限り、停滞など、許されぬ。
停滞の淀みは毒。
瞬く間に心を害す。
よって停滞は、心の死に通ずる。
いよいよは、自分の弱さとの闘争。
停滞は、自分の弱さとの妥協。
厳しいことだが、一旦、心の弱さと妥協してしまうと、癖になる。
妥協への言い訳を連ねる人生になってしまう。
今ぐらいはという一瞬の心の隙に、停滞の淀みは滑り込み、心を害す。
それを断固阻止するには、いよいよしかない。
良きにつけ悪しきにつけ、常にいよいよ。
それさえ忘れなければ、どんなドン底にいたって、反転攻勢できるのだから。
人生で、その事を証明する。
それが私という人間の存在理由。
ドン底こそが、私には、最高の舞台設定なのだ。