54ともなると、長い友であったハズの髪の毛も、段々と量が減ってくる。
私の場合、額の上に少々ボリュームのある前髪を残し、その後ろに、徐々に後退する生え際がある。
もちろん白髪だってあるが、それはもみあげ付近に集中している。


髪の毛が少なくなってくると、困るのが髪型だ。
髪の毛を切らずにほったらかしにしておくと、間違いなく落ち武者風になってしまう。
しかも、髪の毛の密度が低いから、ちょっと伸びただけで、地肌の隠れる部分と隠れない部分の差が際立ち、知らぬ内に落ち武者風になってしまう。
なので、こまめな散髪が必須となる。


私はもう40年近く、同じ散髪屋のお世話になっている。
代は二代目に移り、現在の主人は私より二歳年上だ。
妹さんは、私と同級生でもある。

この方が大変に研究熱心な方で、カッティングの腕もさることながら、染髪の造詣も深い。
その辺のヘアーサロンなど、全く足下にも及ばない腕を持つ。
なので、私も、もう15年以上前から、ここで髪の毛を染めている。

最初はブリーチして金色に染め上げてみたり、鮮やかなバーミリオンに染め上げてみたりしたものだ。
しかしそれも髪の毛があればこそできた遊び。
今となっては、只の昔話である。

現在は、The白髪染め、にならないように、パール系のコーティング剤とプラチナ色をアレンジしてもらい、しっかりと白髪を染め上げながらも、ださくならないように工夫してもらっている。

調髪とカミソリと染髪に洗髪。
これで合計5,700円である。
ま、その辺のヘアースタジオとかいう場所では、考えられない安値だろうね。