なかなか寝られない。
ブログでも書いたら、頭が疲れて寝てくれないかなぁ…


私は昔から、メンタルに問題を抱えている人と縁がある。
私自身が幼い頃、実母から「お前なんか産まなきゃよかった」と罵られ続けた経験を持っている。
当然、色んなトラウマを抱えて生きてきた。
適応障害的な生きにくさは、小学生の頃から感じ続けてきた。

幸いだったのは、中学生になってからの私が、やたらと活動的で、家の外に活躍の場を求めては、そこで揉まれてきたことだろう。
良き先輩にも恵まれた。
良き仲間にも恵まれた。
そうした人間関係に恵まれたことが、私の中に健全な社会性を育むチャンスを与えてくれた。

でも基本はアダルトチルドレンだ。
だから、50代の今頃になって、境界性パーソナリティー障害などと診断される。
主治医に言わせると、私の人並み外れた適応能力が、発症時期を遅らせたという事らしい。


とまれ、私は何かとメンタル面に問題を抱えた人と縁がある。
もっとも、現代日本社会では、メンタル面に全く問題を抱えてない人の方が少数なのではないか?とさえ私には思えるのだが。


そうした縁を一々紹介してたら、物語が何本も書けそうなぐらい、大変な作業になる。


そうした縁で、関わる事になった一人の女性がいる。
私よりも20ぐらいは若いだろうか。
女性なので、年齢を尋ねたことがない。
一度は両手いっぱいの荷物を持って、私の部屋に家出してきたこともある。
押しかけられた私は、たまったものじゃない。
さすがにそれは困るので、母親に迎えに来てもらった。
そこまでするぐらいだから、当然の事ながら、彼女は私に好意を抱いている。
それは至極自然な成り行きだ。
私は、彼女の心の中でトグロを巻いている感情を、ありのままに見て、その感情への対処の仕方を適切にアドバイスできるのだから。
事実、彼女が決して口外してこなかった秘密を、何一つ質問を浴びせることもなく、ただ彼女の様子をありのままに観察するだけで、私は次々にあばいてしまった。
きっと彼女の人生で、そんな奴は一人も居なかったはずだ。
ただ彼女にとって誤算だったのは、私はその辺の男とは、チョット思考回路が違うことだった。
私に肉弾戦は通用しない。
私は平然と彼女の好意を無視し、彼女の母親に電話しちまった。

それでも、今も私に好意を抱いている事には変わりはない。
同時に、その想いは成就しない事も、今は理解しているようだ。

その彼女のお宅に、今日は訳あって、私の方から訪問しなければならなかった。
お顔を拝見するのは二ヶ月ぶり。
以前よりは落ち着いている様子。
(医師からは統合失調症との診断をいただいているようだ)
問題があったのは、私の方。
二ヶ月前よりは、明らかに体が痩せ細っている。
そこが、彼女と彼女の母親の目に留まってしまった。

遅くにメールが届いた。
私の体調を心配する内容。

私は慎重に言葉と表現を選び、心配してくださったことへのお礼と、心配をかけたことへのお詫びを申し上げ、体調面には問題はないので、安心してくださいねと返信した。

彼女からは、私への尊敬と感謝の思いを綴ったメールが返ってきた。
同時に、私の幸せを祈っていると、書き添えられていた。

人の心をコントロールする術は、私にはない。
彼女が私の事をどのように思おうが、それは彼女の自由である。
なので、その心だけは、素直にありがたくいただくことにした。


しかし、ここの家庭で、私が一番心配しているのは、彼女の父親の精神状態なんだ。
他の人は気づいていないようなのだが、私の目には、明らかな異常が見て取れる。
私の心配が杞憂でなければ、アルコール依存症の可能性がある。
軽度であるならば、まだ打つ手はある。
しかし、ここ1年ほどで、徐々に進行しているように感じられて仕方がない。
しかも、この手の問題ではありがちなことだが、当人には全く自覚がない。
そして、夫婦間のコミュニケーションもない。
情報収集の一番の決め手が、使えない。
一見すると幸せそうに見えるご家庭なのだが、その実は、秋風が吹きすさんでいる。
危険だ。

今後、週に一回のペースで、このお宅を訪問することになる。
主に用事の相手はお父さん。
よくよく状態を注視し、対応を誤らないようにしたい。