続きになります。


『弦の話』が一段落し、

次に弦交換について書こうと

🎵🎵な気持ちで、


昨日の朝、


洋間で、木の壁に反射する

ギターの音色に耳を澄ませ、

練習にのめり込んでいると…


ソルのエチュードop.35-9

を弾き始めた時、

出だしの


⚪⚪⚪ミ⚪⚪

⚪#ド⚪⚪#ド⚪

ラ⚪⚪⚪⚪⚪


お分かりになります?


ラ#ドミ#ドの

私流の『楽譜』!!😄



バス音『ラ』をエイッと

鳴らして、その響きの中に


『#ドミ#ド』

を入れるわけだけど、


いつものように練習しながら

妙なことに気づいたのよ😱


『ラ』の音が、変…



ハ〜イ、出てきました。


そうです!!🎯

この『ラ』は、

あの『ラ』


3弦の『ビビリ』の『ラ』

(今や有名??)


再び参上!!!😎

なのですが、


今度は様子が違うのよ。

今度はビビリじゃなく…


何とも形容し難いのだけど


音が、真っ直ぐ鳴らずに、


ワオンワオンワオン〜と、

微かに妙に揺らいでる…

 

これは、

4弦を押弦しても、

止まらなかったので、


3弦自体の問題だ…


こりゃアカン…

やっぱり、もう、

弦の限界なのだろう…


それで、練習を中断し、

換えることにしたのだけど、

これがまた、

大変で…


(私のギターは、

シングルホール。

調べてみたら、何だか、

ダブルホールのギターが

多そう…

ダブルホールの方が、

弦交換が簡単だって

書かれているよ…

ホールに傷も付きにくい

らしい…

私のギターも、前のは、

ダブルホールだった…)


観察してみると、

高音弦の結び方…

ガッチリと結んでる…


穴から

真ん丸な弦の輪っかが、

顔を出している。


表から見て、3個の鎖が

編まれている…


これ、

どうやって結んでる?


始まりがどこなのかすら

わからない。


解いてみれば、きっと

やり方がわかるだろう…


取り敢えず切って、

外そうとしたら…


😱

外れない…💦



拡大眼鏡でやっと

どうなっているのかが

見えた…



ナントびっくり


結び目の先っちょが、

4弦の結び目の中に      

入り込んでいた!!


道理で見えない筈よ…


形としては、

先っちょがキレイに

隠れているから、


とっても、とっても

『美✨』😍


だけど…



ピタッと4弦の巻き弦に

締め付けられてる

3弦の尻尾は、

抜こうにも抜けない…💦



先生からは、

よく言われてた。


弦交換時に

一番気を付ける事は、


『弦抜け』しないよう、

しっかりと結ぶこと!!


高音弦は、細くてツルツル

の、ナイロン弦。


きちんと括れてなくて

演奏中に、

弦が抜けて外れる😱

ということがあるのだそう…


これは大変怖くて、

弦が外れる時、

弦が鞭のようにしなり、


『バーン!!』


ものすごい音を立てて

ギターの表面板を打ち、

表面板に、

穴があくんだって!!😱


だから、しっかりと

抜けないように

結びつけないといけない。


のではあるが…


弦交換時に、

抜こうにも

抜けなくなった…🤣


こうなりゃ、

4弦を緩めて

3弦を抜くしかない!


4弦のペグをグルグル回し

弦を緩める。


しかし、


緩めても緩めても、

3弦の端を挟み込んだ

巻き弦の結び目部分は、

とても頑丈で、


一向に緩まない…


指なんかで外そうとしたら

爪がめちゃめちゃになる。


何か器具を使うしかない…


何を使えばいいか…


素晴らしいことを

思いついた💡

クリップだ!!


幸い、手が届く位置に

クリップがあった!!🍀

 

クリップを引き伸ばし

4弦の結び目に

差し込んでみよう!


しかし、

結び目(というか、 

弦の端を挟み込む形)は、

頑丈で、隙間がなく、

かなり難しい…


ペグを回し、

もっと緩めて…


ほとんど、

弦交換のやり直しみたいな…


ジワリジワリと…

結び目を指で押したりして

何とか結び目を緩め…


クリップを伸ばした先を、

やっと、結び目の隙間に、

差し込むことができた…


そして、

クリップを引っ張ったら

結び目がゆるまった。


やっと、

3弦の尻尾の救出に成功笑い泣き


大変だったわ…


4弦の巻き弦の端や、

クリップの先でギターを

傷付けないようにと、

すごく注意したけど、


何だかなぁ…


少々の傷は、付く?



こんな苦労をしてみて

初めてわかった…


4弦→3弦という順       

の弦交換には、

無理があるのでは?


だから、やはり、

1弦→2弦→3弦→4弦    


という順序が、自然な

弦交換の順序なのでは?


そうすれば、


1弦の結び目の先っちょに

2弦の結び目の頭を乗せ、


2弦の結び目の先っちょに

3弦の結び目の頭を乗せ、


3弦の結び目の先っちょを

4弦の結び目の中に入れ…


と、美しく仕上がるのよ!



でもね、


このブログを書きながら

気づいたのだけど…


4弦の結び目に、

3弦の結び目の先っちょを

挟み込むのって、果たして   意味があるのだろうか?


そりゃあ、

見た目には大変美しい✨


けど、


3弦を換える時に、あれほど

苦労したじゃないの!!


そこなのよ。


なのに、

また挟んでしまった私…


なぜか、


美しいから挟むのだと

思い込んでしまったのよ…


ああ…


いつの間にか、

ギターを購入した時から

挟んであったかのように

勘違いしてしまい…


そうじゃないよね…


これ、

私が4弦を換えた時に、

挟んでしまったのよね?


それなのに、


最初からそうだった

みたいに、

思い込んでしまった?


バタバタしてたし、

パニクってたし、

もう、自分でも、

わけわからん…😅


3弦の尻尾を抜いて、

ほどいて観察した。


ああ、こうやってるのか…


一本の弦に、クルクルクルと

巻き付けてるだけだった。


多分、慣れたら、

何てことないのかも

しれないけど…


弦を通す穴に傷がつきそう

なので、

要注意!!


ここまでの弦交換は、

100点満点の40点くらいだ。


弦の使ってはいけない部分を

ちゃんと見極めれなかった。


ペグの部分に巻き付ける

最初の部分が、かなり、

怪しげだ…


3弦は、弦の巻き付け回数

が、多過ぎだ。

減らさなければ…


弦交換って、

滅多にやらないと

全然進歩しないよね…


とにかく、

やらないことには

慣れないよね…


今、3弦を換えたけど、

その音を聴いたら、

きっと2弦が、

気になって来るだろう。


2弦を変えたら、

きっと1弦が、

気になって来るだろう。


新しい弦に変えたら、

もっと艷やかで伸びのある

音が出るのでは?


と想像するだろう。


『古古米』と『新米』の

味比べは、もういいや。


新、旧の弦の組み合わせ

による演奏というのは、

バランスが合っていないと

思う。


何か歪みが出てくるような

気がする。

微妙な波長の歪み、

というのかな?


全部の弦を、同じ波長に

揃えてあげないといけない。

という気がする。


微妙な不具合を次々と

経験してみて、

そう思うようになった。


共鳴し合える弦たちと

一緒にハモリ合う方が、

弦たちも嬉しいだろう。



  結論


やっぱり、

弦の良い状態を

楽しみたいと思う。


1年半というのは、

もう、限界だったな。

(いや、限界を越えている)


いろんな弦も、

弾いてみたい。


ハハハ


何か…


当たり前な結論に至る😅