ギターを購入してから、

弦交換をせずに一年半…


低音弦は、ジワジワっと、

錆びの箇所が増えていき…


最近になって、4弦のせいで

3弦がビビるという、

不思議な症状が出たものの、


低音弦自体は、

普通に鳴るし、


問題なく、

レッスンを受けていたし…


先生は、弦が

そんな『ご長寿』

だとは気づいてなく(?)


ギターのことは、

いい音ですね〜と、

いつも褒められていたし…


低音弦の

『重低音の響き』も

いいと言われていたし…


あのビビリが出るまでは、

本当に、

普通に練習する分には、

何の問題も無かったのよね…


少しずつ、少しずつの、

ほんの僅かな劣化に

慣れてしまい、


『毎日会ってる人は、

何十年経っても、ちっとも

歳を取ってなく見える…』


みたいな感じで?


何事もなく、

日々を過ごしてしまった…



コメントに、

「一年半も同じ弦だと、

高音弦の表面にささくれが

できるのでは?」

と書かれていたので、


し〜っかりと🧐

拡大眼鏡で観察したけど

傷も何にも無く

『ツルン』とキレイなのよ…



6/12のレッスン時、

一年半弦交換をしてなかった

ことを先生に話すと、


高音弦を長い間換えないと、

同じ場所を押弦してるから、

その部分がひしゃげてくる。

弦の断面が楕円形になるので

音程がフラついたりする。


と言われた。



ソルのエチュードの、

『とっておきの箇所』

高音のラ、ソ、#ファ、ミ…


艶のある、いい音色が

出るし…


実は、高音弦は、

一年半の記録を更新中…


低音弦は、弦交換したけど

高音弦は、まだよ…😁



こんな機会は、2度と無い。


この際、もっと、

弦の研究をしてみたい!!



  使用した弦について


購入時のギターの弦は、


オーガスティンの

『リーガル/レッド』だ。


特別な理由は、ない。


私はまだ初心者なので、

無難だと思い、

それを選んだだけ。


どんな種類の弦にも、

それなりの良さがあると

思う。


いろいろと、

食べてみないことには、

自分の好みの味は、

わからないよね。


今は、何を食べても、

それなりに

美味しい気がする…



どのお米が自分の好み?


それを知るには、

ある程度、続けて

食べてみないとわからない。


そりゃ、何でも、

美味しく炊ければ、

美味しいよね。


何につけ、

歯ごたえのある物が

好きな私なので、


『あきたこまち』

『ひのひかり』


こういう感じが好み…


だけど、

『コシヒカリ』が嫌では

決してない。


コシヒカリは、

ご飯らしいご飯だと思う。


『ザ・ニッポンのご飯』


昔からの、馴染んだ、

懐かしい味。


いかにも、

ご飯を食べてる〜

と感じる。


もし、目の前に、

この3種類のご飯が、

並んでいたら…


一番『あきたこまち』


2番『ひのひかり』を

たまに食べたいと思い、


3番『コシヒカリ』を、

久し振りに食べようかな…


という順になると思う。


だから…

(と話戻る)


私は、きっと、

弦の種類も、

結構、好みがあるのかも?


歯ごたえのある弦??



ご飯も、十分に吸水させて

炊けば、どのお米も、

大抵美味しく炊けるように、


まずは、一つの弦から、

美味しさを引き出せたら

いいな。


その美味しさがわかったら

他の弦へと冒険してみたい。


このブログを書きながら

次第に気づいた…


決して、宣伝のつもりで

したのではないのだが…


この『実験』は、

『この弦』の良さの証明

となったのかもしれない…


一年半も

この弦を使い続けた人は、

きっといないだろう。


この弦の強度を、

身を持って体験した人は

私以外に、世の中に、

いないかもしれない??


驚異の弦…


  リーガル弦とは



『リーガル弦』というのは、


オーガスティンの弦の

低音弦はそのままで、

高音弦の弱点のみを、

改善したのだそう。


すなわち、

こう書かれている。



『音色、ピッチの安定度、

耐久性、音量と、

あらゆる面で、

最高のクオリティを目指して

作られた究極の高音源が、

「リーガル」です』


確かに、

一年半も、元気に

音を奏でてくれています!


その確証実験になるとは、

思ってもいませんでした。


逆に、

初心者の私は、

この実験によって、


『リーガル弦』の説明文の

意味するところが

わかりました…😅


なるほどね~

私は、そういう弦を

使っていたのか…


高音弦に関しては、

その実験となりましたが、


次、低音弦の実験結果の

報告です。



  低音弦を換えて     わかった事



発見①            弦の感触が変わった!


交換した弦は、

同じく、

オーガスティンのレッド。


つまり、


『古古米🤣』と『新米』の

味くらべみたいなレポート

です!



『新米』いや、『新弦』 

に換えて弾いてみた感想は、


『若者の筋肉』

『弾力がある』

『青い若さ』


『節の多い青竹』

『青々とした』


こういう言葉が

思い浮かびました。



これから伸び行く力?

をすごく感じる一方で、


換えたばかりの弦は、

音楽を奏でるには、

青さを感じたというか…


例えば、

演奏会で使うなら、

少し弾き込まないと、

若さが目立つ音になる?


そんな、

青くさい若さ?を感じた。

というのかな…


ちょっと熟成させなければ

いけないかな?

という『真新しさ』を

感じました。


おそらく、

何の弦でも同じなのかな?


今年仕込んだワインと、

何十年モノのワインとの

味わいの違い??


あまりにも、弦としての

『差』があり過ぎなので、

そんなことを感じました。


ま、当たり前の感覚

なのでしょうが、

今まで、こんなこと、

感じることがなかった私には

新鮮な感覚でした。



そして、


次に感じたのは、


自分の手の感覚の違い。


指の『当たり』が違う。


音は、出しやすくなったと

感じましたが…


太くて硬い丈夫な音になった

気がしました。


弦の『巻き』がキツキツに

なってる感じ…


弾いていくうちに

次第に気がついた…


打つのに、

すごく力が必要!!


一生懸命、

エイッ! エイッ!!


気合込めて打たなければ

音がうまく鳴らない…


曲が弾きにくくなった😱


ピアノでたとえると…


古い古いアップライトピアノ

の軽い鍵盤で弾いてた人が、

スタインウェイの

グランドピアノを弾くような

感じ?


打ち方の基本が出来てるか

出来てないかが試される、

みたいな?


何だか…

弾けなくなってしまい、

レッスンに間に合うのか?

かなり焦った。


多分ね、

弦が重く感じられたのかも

しれない…


そして、実際に、

一年半使った弦の

テンション(張り)は、

いつの間にか

弱くなっていたんだろね…


まるで、

中くらいのテンションから

ハイテンションの弦に

変わったような違いを

手指に感じた。



発見②             ビックリ!!              高音弦の音色の変化!!        



これには、本当に驚いた!!


低音弦、6弦、5弦、4弦

を換えただけなのに!!!

高音弦の音色が変わったびっくり


まるで、

高音弦も弦交換したみたいに

おニューな音になった!!


だから思った。


まだ、高音弦は、 

換えなくていいのでは?


しかし、

不思議な現象だなぁ…


低音弦の周波数が変わると     その上に乗っかる高音弦の   響きは、変化する。 


ってことなんだろうなぁ…



この点を先生に確認すると


「それはそうでしょう。」 


と言われた。


当然の変化なのね…


だけど、魔法のようだった…


だから、


高音弦に対して、

別の低音弦を組み合わせたり

するのだろうな…


と少し実感できたかも…


さて、


この弦の場合は、

『古古米』と『新米』 

の違いなわけで…


そこの違いを私なりに

説明すると…



長期間同じ弦を使ってると


『高音弦の劣化により、

高音弦の音色が変わる』

というより、


低音弦の劣化により、

高音弦の音色が変化した

ということだけど、


低音弦が伸びて、

『巻き』が緩くなったり、


それによって

テンションが下がったり… 


という変化に伴い、

音色に含まれる周波数が

変化して、


高音弦の周波数に 

影響を与え、

音色が変化する。


ということなのだろう。


リーガル弦が丈夫なので、

こういう推測が成り立つ。



どの種類の高音弦を張り、

それに対して、

どの種類の低音弦を張るかで


かなりバラエティーに富んだ

音色を作り出せるのだろうな…


種類の違うミカンを

掛け合わせて、

新しい味のミカンを作り出す

みたいな??


(食べ物にたとえると

わかりやすい私爆笑



そんな相乗効果について、

まるで、考えたことが

なかったので、

とても新しい発見だった。



発見③和音が弾きやすい


ソルのエチュードOp.31-1。

私は、この曲の中の

和音を弾くのが苦手だった。


和音がなかなか、

ピタッと揃わなくて…



ところが…


低音弦を換えたら、

なぜ??


和音が、ピタッと

揃うようになった!!



もしかして…


推測なのだが、


長年使って伸びた弦の

『巻きの緩みの隙間』

に、親指の爪が

引っ掛かっていたとか?


その、ほんの僅かな微妙な

タイミングのズレにより、

音が揃わなかった?


私の指のせいというより、


弦の劣化のせいだったの?


あくまで

想像でしかないが、


明らかに、

和音の同時発音が、

やりやすくなった…


ビックリもビックリ…


思ってもみなかった…



  まとめ?


一年半という期間で、

こういう、明らかな変化

が起こっているなら、


単純計算だけど、

(単純過ぎる計算だけど)


2ヶ月という期間なら、

この9分の1の変化が

起こってるわけで…


つまり…


弦の劣化によって

何が起こるかというと…




低音弦の『張り』が

僅かに緩み、


親指が、微かに、

弦に引っ掛かり?

打つタイミングが、

微妙に遅れるせい?

和音が何だか揃い難くなり…


低音弦の変化に伴い、

高音弦の音色が変化し…


そして、

見た目にすぐわかる変化は


弦上の微かな錆…



こんなところでしょうか??



  今後の研究


まず、知識として、

今の高音弦の音色を

しっかりと覚え込みたい。


さて、高音弦の交換を

どうするか…


多分…


今の弦のままでは、

出せる音色に限界がある

という気がしている。


いくら丈夫だとは言え…



まず、自分の出したい音色を

追究し、


自分の出したい音色と

現実に出せてる音色、


つまり、

『理想』と『現実』の差を

感じてみて…


今の弦が、

「不満足!!えーん


ってなれば、

弦を換える。


そして、


リーガル弦の

『古古米』と『新米』

を比較し、


『理想』と『現実』が

いかに近づいたか…


を検証する!!


といったところかな?


もしかすると、

リーガル弦は、

限りなくもつ???


もしかすると、


そんなことをやってるうちに


前代未聞の?

謎な症状が出現したりして…

😱


慌てて弦交換をすることに

なるかもしれない…

ハハハ…


その時はまた、

その怖ろしい?現象を

報告いたします!!😁



では、次回は、

弦交換の話です。


私が弦交換をすると、

こんな感じになるという、


『初心者あるある?』

『初心者でもないない?』


弦交換が苦手な方は、

これを見て、

自信をつけて下さいマセ😅


いろいろと、

よくわかっていない私です…