ほんとね…


仕事も、人との出逢いも

ギターとの出逢いも…

(敢えて「出逢い」と書く)


『縁』なのよね…


あの面接…

約束の日時を

すっぽかされたわけだけど、


実は…


再設定された面接で、

私も、大きなポカをやってる

のでありました…


ハイ(^^)/

自ら墓穴を掘ってま~す!😆


だんだん、その部分が

クローズアップされてきて、


間違いなく、それで

落とされたんだなぁ~と

確信するに至っておりまして

…😅


いえ、後悔とか、

そんなんじゃなく、


ただ、ただ、

呆れてるというか、

感心してるというか…


人生って、面白いなぁ、と

つくづく思う今です。



私の口は、あの時、なぜ、

あのように動いてしまったのか?


たくさんの質問に一生懸命

答えてきて、


疲れてたというか、

気が緩んできてたというか…


もう終わりかな?

ってなった時、


『ある質問』をされました。


多分ね、

それが無かったら、

うまくいってたと思うのよね

…(わからんけど…  )



最後の質問に答えた帰り、


自分の発した言葉が、


まるで、

食道で引っ掛かって

胃袋に落ちていかない

小さな食べ物のカケラみたいに…


頭の中に引っ掛かってた。



ああ…

しまった…


なぜ、

あんなこと言ったんだろ…

あの言葉で落ちたかも…

いや、これ、落ちたわ…


あ~らら…


言ってしまったんだから

仕方がない。


本当の気持ちだから、

そう言ったことに後悔は

ないけど…


いや~


絶対、イヤな奴だと

思われただろうなぁ…


と思ったのでした。



今、その部分が、やけに

クローズアップされて

浮かんできてて…


今、絶対的な自信を持って

言える…


それが落ちた原因だ…🤣


後悔はしていないけど、

バカだったな…

笑っちゃうくらい、

バカだった…


ま、こういう人なのよ私は😆

仕方ないや…


だけどね~

つくづく思う。

自分の思ってることを人に

『伝わるように伝える』

ことの難しさ…


『言葉』って、

その人の経験から、

その人だけの意味を伴って

出てくるよね…


自分では、当たり前と思って

使ってる言葉でも、

他の人にとっては、

当たり前ではないわけで…


みんなが同じ経験をしている

わけではないのだから、

その言葉から連想されるもの

が同じになるわけがない…


ちゃんと説明しないと、

自分の思いとは異なる

受け取り方をされてしまう

よね…


つくづくしみじみと、痛感…


以心伝心で、伝わるだろう。

と思った私が、

甘かった…


当たり前のようなことでも、

『面接』という場では、


きちんと、

事細かに説明しないと

いけなかったんだ…


親しいお友達と話すみたいな


「ね、わかるでしょ?」的な

話し方じゃダメだったんだ…


あ~あ…


『面接』の勉強をしておけば

よかったかな…


『傾向と対策』って感じで…


特に、私の場合はね…

必要だったかも?😂



あんな本格的な面接をされる

とは思ってなかったから、


基本的に、いつもの調子で

しゃべってたからなぁ…


緊張感が足りなかった?


いや、疲れてて、

頭が回らなかった?


一番最初に質問されてたなら

誤解を招かないように、

もっと慎重に答えてたかも

しれないのにな…


よりによって、

この質問をしたのは、

私の面接のことをケロリと

忘れてた担当者さんでした🤣


キレものじゃないか…



さて、

これが、その質問です。



『図書館には子供だけでなく

お年寄りも来られるわけだけ

ど、そのお年寄りから

クレームをつけられることが

あるのですが、そういうこと

にも対処しなければならない

のだけど、それについては、

どうですか?』


という感じの質問でした。


対処、大丈夫ですか?

覚悟ありますか?という

ニュアンスに受けとりました


「えっ、そんなことがあるん

ですか?!」


まず素直にビックリした私。


だって、図書館でクレーム

なんて想像できないんだけど


どんなクレームがくるのか

なぁ…


聞きたかったけど、

お友だちと話してるわけじゃ

ないから、


『えっ?どんなクレームが

来るんですか?!」


なんて、聞けなかったのよね


それに…


ひょっとしたら、これは、

本当にクレームが来るのでは

なくて、

私がどう答えるかを見るため

の仮の話?

とも思ってしまった…

(裏、読みすぎ?)


仮の話であるのなら、

どんなクレーム?

と具体例を聞いたら、

質問者を困らせることになる

よね?


などと、変に気を回し過ぎた

私です…  笑


「今までそういうクレームに

対処したことは?」


「ありません。

そういうクレームは、聞いた

ことはありますが、

私の仕事は、直接クレームに

接するような仕事ではなかっ

たので 」


工場にいた時にね、

チーフがこっそり話してるの

聞いちゃったのよ…


スーパーで栗ごはんセットを

買って帰ったおじいちゃん

からのクレーム。


栗とだし汁のセットに、

だし汁だけ入ってて、

栗が入ってなかったって!!


あり得ん!あり得ん!!

中で働いてるからわかるよ。

みんなで細かく検品してるのよ。何ヵ所も関所がある。

小さなことまで注意してる

のに、栗とだし汁のセットに

栗を入れずに、だし汁だけ

ラップする??

どうやったらそんなことが

できるの???


絶対自信を持って、

あり得んって言える。

こんなこと言われたら、

たまったもんじゃないよね…


認知症の気配がある?


難しいよね、そういう人の

相手をするのは…




続けてこう聞かれました。


「もしそういうクレームが

来たら、あなただったら、

どうしますか?」



その質問の意図は、

クレームが来てオロオロする

ような人であっては困る。

ということなのだと私は解釈

したのよ。


お任せ下さい!

訳のわからんこと言われようが、少々怒鳴られようが、

そんなことでビクつくような

ひ弱な私ではございません。

ハイ。ご安心を!


そうアピールしなくては!

と私は思いました。


それで、

訳のわからないクレーム

をつける認知症かもしれない

おじいちゃん、というのを

想定して答えました。


「具体例が思いつかないので

想像になりますが、

自分の今までの人生で得た

すべての知恵を総動員して

対処しなければならないと思

います。


(勝手な自分のやり方で

やってもいけないな、と

思い、付け足しました)

                   ↓

この会館、図書館が、

そういった場合にどうする

のかという、その方針、

方向性があると思うので、

それに従って…


( 優等生的な答だなぁ、と、

言いながら思う自分がいた。

言っといた方がいいかな?

と思って言っただけ )


とにかく

上手に…

(そうなのよ。訳のわからん

お年寄りには、ものすご~く

上手に接しないといけないのよ。相手を刺激しないように

穏やかにね…

経験者語る!なのよ!!)


上手に

(他に言葉が浮かばなくて…

『オ』にアクセントをつけて

力を込めて言った。

ね、わかるでしょ?

って感じで… )


対処しなければならないと

思います。

具体例が無いので、今は

これぐらいのことしか、

言えませんが… 」


こう答えたのよ…


『上手に』って、

2回も言っちゃった💦


あ~あ…


ここよ…

これをどう受け止められたか

なのよ…


この人は、『こ利口』に

世を渡ってきたんだろうな…


この面接だって、

『上手に』やってんだろな…


そう思われたって

仕方がないよね…


後からつくづく

そう思いました…(-.-)


『上手に』の中身を、

少々面倒でも、

きちんと説明した方が

よかったのだろうと

思うのよ…


『上手に』とは、

どういう風に?

と聞かれたら、そりゃ、

きちんと答えられたけど…

聞いてくれなかった…


『上手に』って言葉は、

二通りの受け取り方が

あるよね…


私は、両方の意味を込めて

言った…               ハハハ


だってね、

認知症の人相手だったら、

テクニックがいるのよ。

正攻法じゃだめなことがある

のよ…


でも、それは、

そんな経験の無い人には、

わからないことよね…


『クレーム』って言い方され

たから『いちゃもん』だと

受け取ったわけだけど、

面接官は、

そこまで悪質なクレーマーの

ことを言ったのじゃなかった

のかもしれない…


と、後から思うわけだけど…


だから、

もしかしたら、

『どんな相手にも誠意を持って』

なんて言葉を聞きたかった

のかも??


と、

後になって思うわけだけど、

そんな、いかにも、な

『上手な』答を求めたの??



『誠実』『誠意』なんて言葉

が出たら良し、 みたいな??




とにかく、

面接って…


そんな質問とそんな答だけで

その人を判断するなんて

無謀だわ…


ま、結局、それが、


『縁』というもんなんだな、

と、つくづく、つくづく、

思いました。



『縁』があったのなら、

そんな質問と答にはならずに

(いや、なったとしても)

好意的に受けとめてもらえた

と思うのよ。


だけど、

そうではなかった…


だから、

『縁』がなかった、

ってことなのね…



もちろん、もちろん、

私の気づかない、

他のところで引っ掛かったの

かもしれないけどね…🤣

(ここまで話してきて、

  それはないだろ…

  いや、あるかも??)



あるいは…



この人、静かに本を読む、

ってタイプじゃないわ…

図書館のスタッフとしては、

個性が強すぎるし…

もっと大人しやかな人がいい

と思われたのかもしれないし

ね…😁


この人には、他にふさわしい

場がありそうだ…

ここで採用したら、

この人の個性、人生を

潰しかねない…

と思われたのかもしれないし


『縁』がなかったというのは

他にふさわしい場所がある、

ってことだったのね~ …



実は…



不採用の通知が来た8日後、

1月20日に、



信じられないことが

起こりました。



私は、自分が本当にしたい

ことに出合ったのよ!!



だから、今、


この時、落とされて、

よかった~!!!!!


と、本当に、心から思ってい

るのです。


この面接がうまくいって

採用されてたなら、


私は、自分が本当にしたい

ことができなかった…


だから、今、

落としてもらったことへの

感謝の気持ちでいっぱいなの

です。


落としてくれて、

本当に、本当に、

ありがとうございました!!

m(_ _)m



私、図書館がだめになって

気づいたのよ。


私は昔、図書館で、

子どもたちに語り聞かせを

していたのです。

あの時の、子どもたちの、

純粋な目の輝き…

幼い子どもたちの心に接して

その心を真綿のように感じた

掌に真綿をそっと乗せて、

大切にそっと包み込むような

…そんな優しい気持ちに

なった…


その思い出があるから、

図書館が好きなのかも…

温かい気持ちになるのかも、

って…



図書館のほんのちょっとした

飾り付け…

季節ごとの、折り紙のお花

だとか…

そういうのを作るスタッフの

心の温かさ…


そんなのもね、居心地のよさ

を作っていたのよね…

私はそんなあったかい感じが

大好きなのです。


私もそうやって折り紙を

折ったりしたいなぁ、

と思った…


私が応募した図書館は、

大きくて、モダンで、

綺麗で、清潔で、スマートで

大変ステキでした。


だけど、


そんな飾り物は、ひとつも

無くて…

クール…


何かが、私のイメージとは

違ってた…


私が求めるものとは違う感じ

がした…


私は、本自体にはそれほど

興味はないのよ…

これも、今回わかりました。



本に囲まれてることよりも


図書館のスタッフや、

図書館に来てる人たちに

囲まれてる温かさ、

が好きだったのかも…


そんなことにも気づけました

それは、思い切って応募した

からわかったことです。


だから、何でも、

自分が憧れたり、

やってみたいと思うことが

あったら、トライしてみる

もんだなぁ…

と思いました。


トライしてみたから、

何か違うな、ってわかった…



『縁』って、本当に、

不思議よね…


『縁』が無いところとは、

繋がれないようになってる

のね、きっと…


そっちと繋がっちゃだめよ!

って、

止めてくれたんだと思う。


止めてくれてよかった…


図書館がだめになって、

一生懸命仕事を探し、

消去法であれこれ消していき

ながら、

ほのかに、見えてきたものが

ありました。


私の心の奥底に抑え込んでた

自分の、

本当の気持ちが、

少しずつ、少しずつ、

浮かび上がってきた…


そういう方向の仕事も、

探していたのだけど、

特別な資格が必要だったり、

私の望まないことが含まれて

たりで…

私の場所ではないのかな、

という感じで…


でもね、

私は、そういう感じの仕事が

したいなぁ…と思ってた。


諦めてたけど。



そしたら…


あったのですよ!!!



ピッタリと

この私が、本当に

ピッタリと

合う仕事が❗️❗️


パズルのピースが合うみたい

に …


静かな図書館とは

全くの真逆の世界よ(笑)

それは、賑やかな、

楽しい世界!!😆💕🎵


私の魂が望んでいた仕事が

あった!!

それに出合えた!!


この奇跡に、

本当に本当に、

感謝です。


応募の電話をした後、

心が震えるくらい、

本当に本当に、

嬉しくて嬉しくて、

涙が溢れました。


電話口の人の声、話し方も、

本当に嬉しかった。



それは、

私のよく知ってる温かさ

だったから。


本当に子どもが好きな人が

持ってる温かさだったから!


人間が好きな人が持ってる

温かさだったからです。


私と同類の人がいる世界。

私は、自分の海に帰った気が

しました。


月末が、面接日に決まりました。


                                      続く