昨日はチベット体操の元になったと言われている、古代チベットの奥義『ツァルントゥンコル』を学びました。

ツァとはナーディ（体の中にある見えないものも含めての脈管）という意味。ルンとはプラーナ（気、生命エネルギー）のこと。

トゥンコルとは秘密の輪、神秘の動きのこと。

ツァルントゥンコルとはナーディとプラーナを駆使して、身体に健康を心に幸福をもたらすエクササイズのことです。

単なるエクササイズではなく、
古代から伝わるボン教のヨガで心身の鍛錬のために行う密教の修行だそうです。

悟りに至る修行であること、その悟りは自分の幸せのため、生きとし生けるものを幸せに導くためのものであるということを聞き、深く感銘を受けました。

ツァルントゥンコルは呼吸を使った瞑想とエクササイズ部分があり、そのエクササイズの入門編を教えていただきながら一緒にやっていくと

体の滞りが流れた気がしてすごくスッキリして体がポカポカして気持ちよくなりました。

終わった後は瞑想状態に入る少し前の心地よい状態も感じられて、目に見える脈管、見えない脈管が綺麗になるというのを実感できたのではないかと思います。

帰ってすぐにチベット体操をしたら、いつもよりも体の動きや伸びが良かったです。

これからはチベット体操をする時には今日教えていただいた奥深い教えを頭に置きながら、実践、指導をして行きたいと思います。

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