　もう今年も終わりに近づいたので、植木鉢の整理をしています。完全に終わってるものもあれば、健気に頑張ってるものもあって、手が止まってしまいますね。ローズマリーなんかは常緑樹ですから、いつでも元気です。

　ミントは普段あまり注目してないのですが、意外とまだまだ利用できそうです。ほっといてもどんどん増えると言われているミントですが、うちでは地植えは他の雑草にやられてしまって、鉢植えの方が管理しやすいです。でもすぐ根がいっぱいになって自滅することが多いんですよ。ランナーが窮屈そうになっても、そういう時って空いている鉢も場所もなくてついつい放りっぱなしにしてしまうので、肝心な時にたくさん収穫できないのです。

　昨年も今年も同じような反省をしましたけど、来年はもっともっとミントを活用できるようにしたいです。冬に強いんですね。

　花を咲かせなかったので、例年に比べるとバジルも長寿でした。お正月に何かの飾りに使っておしまいにしましょう。

　冷蔵庫の残りハーブや何やらを足して、アゼルバイジャンのドブカ（ドヴュカ、ドヴカ、Dovğа）というのを作ってみました。ヨーグルト味の夏でも冬でも人気のスープです。

　紹介しているサイトによって微妙にレシピは違いますが、カトゥイク（またはケフィア、ヨーグルトなど）という乳製品を使ったスープに緑のハーブを刻んで加えたものです。うちは自家製のケフィアを常食しているのでそれを使って、卵、お米、小麦粉などを混ぜて温め、ディル、パクチー、バジル、ミント、ほうれん草その他なんでも緑のハーブを細かく刻んで入れます。

　実際に食べてみないとイメージわかない食べ物かな。アゼルバイジャンでは国民的スープだそうですよ。今月の半ばに上野公園であったアゼルバイジャンフェスティバルで、ドブガが販売されていたので、アゼルワインとともに頂いてみました。こちらは羊肉とひよこ豆入りで、ちょっとリッチな感じです。唯一私が持っているアゼルバイジャン料理の本で、バクー風ドブガが紹介されていましたが、羊肉と豆の入るバージョンでした。ちょっと地味なイベントだったので、事前にあまり情報はなかったのが残念です。アゼルバイジャンはワインが美味しいですから、興味のある方はぜひ試してくださいね。

　カスピ海のほとりにあるバクーですから、みんなヨーグルトが大好きですよね。ちなみにジョージアは黒海に面していてカスピ海は関係ないです。でもカスピ海ヨーグルトというとジョージアが宣伝に使われていましたが、カスピ海の国じゃないんですよ。もちろん皆さんヨーグルトは大好きですが。

アゼルバイジャンを知るための67章 (エリア・スタディーズ165)

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庭のハーブ終いで、ついでにアゼルバイジャンのドブガというスープ