　今年のキンゾイはあまり花が咲かない株もあり、花が早く咲いたのはとっくに枯れてしまっているので、花の少ないものは未だに利用が可能です。ここまで個体差があった年はなかったので、とても不思議。

　いつも歯ブラシみたいな咲き方だなと思いますが、横に広がった個性的な花もあります。でも後ろ側には花はありませんけど。

　これがうちのキンゾイの典型的な花のかたちです。薄紫からだんだんピンクが濃くなってきます。

　ちょこちょこ花がつきはじめてるものもあります。寒くなってきたら勢いがありません。

　このように成長が止まっていて、花も咲かないのが何株かありました。花がないほうがサラダや付け合わせには惜しげなく使えますし、今頃は虫の被害もほとんどないのでこういう状態は良いかもしれません。

　先月久しぶりにタイに行った時、野菜市場をいろいろ見て回りましたが、このキンゾイとかティアトーという紫蘇に似た葉っぱは見かけませんでした。共通のハーブが多いベトナムとタイですが、不思議ですね。もちろん韓国と日本も近いですがこんなの日本にない！という野菜もあります。陸は続いてないし気候も違うからでしょうか。

　タイとベトナムの間にもラオスとカンボジアが挟まってますから、同じように考えたら失礼かもしれません。

　勢いよく成長する植物が少なくなってきたので、片付けなくてはいけないものもありますが、植物も生き物なのでなかなかタイミングが難しいですね。

　歩道の脇のプランターに前日まで花をつけていたものが、次の日に勢いよく抜かれて次の植物の準備がされていました。たしかにお花は一斉に咲いていないと映えませんし、装飾の意味もありますから、それはしかたないと思います。でも家の花だったらきっと枯れるまでそのままにしておくかも。

12月のキンゾイ（キンゾーイ kinh giới）の様子