今朝、ユーロ2024の優勝国が決まりました。だいたいの方々はスペイン優勝を思っていたのでしょうか。UEFA EURO 2024とは、今年ドイツで行われたヨーロッパ各国のサッカー代表チームによって争われるUEFA欧州選手権の第17回大会です。まわりには野球ファンが圧倒的に多い中、私の主な趣味のトップはサッカー観戦なのですが、あまりこのブログでは触れてません。しかし、たまにはサッカー話にお付き合いください。
準々決勝ドイツ敗退の後、準決勝はハイライトだけ見ていましたが、予想どおりスペインが勝ち上がって来て、イングランドもしたたかに勝ち続けていましたので、後日イングランドファンの知人と話を合わせるべく、今朝のABEMA観戦となりました。
スペインが先制し、その後イングランドが追いついたときには、ウォー!と声がでましたが(笑)、最後にスペインが決勝点をあげて勝利がほとんど決定的になり、タイムアップ前に泣き出す選手もいたりして(泣くのが早いよ)、サッカーは面白いけど残酷だなと切ない気分になりました。
私はイングランドのジュード・べリンガムを推していましたが、知人からは若いコビー・メイヌーに注目せよとのご命令。マンU所属ですし、知人もマンチェスターサポですからね。大会中に17歳の誕生日を迎えたスペイン代表のラミン・ヤマルはすごかった!ユーロ出場もアシストも得点もすべて最年少記録を塗り替えました。世界のサッカーは若年層が活躍してますね。
ユーロの決勝会場となったのはベルリンのオリンピアシュタディオン。10年以上前にこのスタジアムを見たくてベルリンまで行ったのですが、TVで見る限りだいたいの構造は同じだったので、とても懐かしい気持ちになりました。思い出の写真を引っ張りだしたので、私が生きてる限り公開するチャンスもないと思うので、一部投稿しようと思います。
UバーンのOlympia-stadion駅から歩いて5分ぐらいなので、行き方はそれほど難しくありません。ここはサッカーチームのヘルタ・ベルリンのホームスタジアムでもあります。何度か改装されてると思うのですが、1936年、ナチス政権下で行なわれたベルリンオリンピックの開会式でスピーチを行なうヒトラーがここで演説をしました。国の威信をかけた大会と言えましょう。
前畑選手が平泳ぎで金メダルを取ったプールもすぐそばにあります。2006年のワールドカップの会場にもなりましたが、その時に大規模な改修が行われたとのこと。このワールドカップに行きたかったのですが、都合により実現できず、2008年になってやっと渡独しスタジアム見学が実現しました。写真は当時のものです。
陸上競技にも使われるのでトラックが周りにあるのですが、ドイツのサッカー場はたいだい専用のピッチなのでとても珍しいと思います。このブルーのトラックはヘルタ・ベルリンのチームカラーの青が採用されています。等々力陸上競技場のトラックも川崎フロンターレ色になってましたね。
座席表。収容人数は75000人だそうです。大きいですよね。アウェイ側は座席が切れています。
ちょっとわかりにくいですが座席の切れ目から、ベルタワーが見えています。ここは聖火台のために開けたらしいです。下は選手の入場ゲートなんでしょう。
オリンピックの時はこの屋根がなかったようです。
こちらには大会の金メダリストの名が刻まれています。有名なのは水泳の平泳ぎで活躍した前畑秀子選手、当時日本に統治されていた関係で日本選手として金メダルを受け取らなければならなかった、マラソンの韓国人孫基禎選手でしょうか。国名がJapanとされていて、申し訳ない気持ちです。
水泳女子のところ、上から3列目に前畑選手の名前があります。「前畑ガンバレ!」の放送で有名ですね。この音声は日本オリンピックミュージアムの2Fで聞くことができます。
ベルリンを離れるとき、今は使用されてない(と思う)テーゲル空港から飛び立った直後の写真です。左下の白い輪がベルリンオリンピアシュタディオンです。
ドイツでのオリンピック開催は1972年の当時西ドイツだったミュンヘンででした。これはこれでテロによる事件があり、平和の祭典が何年経っても相変わらずテロの標的になる心配が絶えません。
もうすぐパリ五輪が始まります。たくさんの選手たちに活躍して欲しいですが、安全な大会になりみんな無事に戻ってくることを祈ってます。
オリンピックもサッカー以外熱狂的に見ることはないのですが、サッカー以外に好きなのは水泳、体操、陸上などですね。葉っぱの写真を撮りながら、オリンピックの話などを書くかもしれません。
Jリーグも次節の後はしばらく中断なので、オリンピック観戦と庭いじりを頑張ります。