ベトナム料理でよく使われるロットの葉（ラロット）。これは埼玉県の某農家さんで育てているものです。畑を見学させてもらって、そこのハーブや野菜を買ってきました。タイではバイチャプルーと呼ばれていてミアンカムというお料理に使われます。ベトナムでよく食べられているのは牛ひき肉を包んで焼き、ライスペーパーでブンと一緒に包んで食べるというもの。水で戻さなくても良いライスペーパーがあるので、あればそれを使います。ラロットが入手できないときは大葉やえごまの葉を使っても美味しいです。
近頃ではアジア食材を扱っているお店でタイミングが合えば入手可能。独特の香りがとてもさわやかです。ベトナム人に聞いたら生では食べないとのことですが、タイのミアンカムは生の葉でいろいろ包んで食べるみたいですね。両国とも共通の野菜やハーブはありますが、食べ方が違うことが多いです。
さて、このラロットをさっそく料理したのですが、たくさん買って来たので家で残ったものを利用して、栽培出来たらと思って、いろいろ検索してみました。苗の購入はできるようですが、ちょっと高価。水に差して発根を待つことにしました。同じ時に購入したオリエンタルバジル（バイホラッパー）やミントは二日ぐらいでシュルシュルと根が出てきたのですが、ラロットは反応なし。二週間ぐらいたってやっと一部の茎に根らしきものが見え始めました。まだほとんどの茎は沈黙しております。ちょこっとだけ節の部分から白いものが！
ぐっと寄って見ますと確かに根っこが生えてます。10本に1本でも良いので、どうかぐんぐん根が伸びてくれましように。家でラロットが収穫出来たら、とっても嬉しい！！大好きなベトナム料理、いろいろ挑戦してみたいです。
