今日11月30日は、母の命日なのです。
21年も経っちゃった。
年をとると、いろいろ命日が増えてくるなあ。
11月は、マル
かぶ
そして母と続きます。
母と私。
これは、四ツ谷の聖イグナチオ教会の庭。
初洗礼の後だと思います。
母です。旧姓 山本和子。
満州で生まれ 10代の多感な時期に終戦を迎えました。
日本にひきあげて来た時、3艘の船のうち
日本に着いたのは
母が乗っていた船だけだったそうです。
残りは沈没。。。
九州で船から降り 頭から身体中に白い粉を蒔かれ
立ったまま貨物列車で東京まで来たそうです。
激動の時代を生きた母でした。
戦争中の辛い話しは 本当にしたがらなかったです。
もう一度思い出す事すら辛かったのだろうなと
今になって思います。
父と結婚する前は女優をやっていました！
「女の園」
すごく長い台詞があるいい役だったようです。
これは 小津安二郎監督の映画「東京暮色」
映画の中で麻雀をやっていました。
実は昔、銀座の映画館で「小津安二郎映画祭」みたいのを2本立てで見に行き
母が出てたなんて全く知らなかったものですから
スクリーンから突然 母の声が聞こえて来た時は
びっくりしたなあ。
台詞が、「めんたんぴんどらどら」だって。笑
というわけで、今日は母への供養も込めて
母のことを少し書きました！
寒くなったので風邪をひかないように気をつけてくださいね！！