今日は 9月に私も出演する、こまつ座のお芝居

井上ひさし 作  一人芝居  「化粧 二題 」を観ました。

場所は 同じく 紀伊國屋サザンシアターです。



考えたら 舞台でやってばかりで、客席から一人芝居を観るのは 

とても久しぶりでした。

開演5分前のベルが鳴ってからの5分。。。。

もう本当に こわくてこわくて このまま どこかに

逃げ出したいような 不安な気持ち。

開演ベルが鳴って 舞台も客席も真っ暗になった瞬間

「えーい !もう    どうとでもなれーー !!!」

と、怖がっていた自分を残酷に斬るもう一人の自分が現れて。

一人芝居の恐ろしさを知っているだけに

客席でも 自分の事のようにドキドキして

「あ。がんばれ!立て直せ!」などと

勝手にエールを送ってしまいました。

本当に、置いてあるはずの小道具が5センチずれているだけでも

普通の芝居の500倍くらい  ナイフで斬られるように

どきっ!!!!と するのです。

舞台上に 自分一人しかいないって

誰も助けてくれないって

すっごい恐ろしさなのです。

ともすると その事一つで 

その後の全てのリズムを失ってしまう危険もあるのです(ToT)



お芝居 面白かったです!

大衆演劇の座長さんの お話。

これでもかというくらい 人生の重い部分を背負いながらも

逞しく 明るく お客様を楽しませようと生きている 2人の役者。

ラストシーンでは 涙が出てしまいました。


私も等身大の自分をすべてさらけ出して

9月の舞台、頑張ろうと

力をたくさん頂きました。

感謝。



内野さん  有森さん 千秋楽まで お身体を大切に

頑張ってください!

台詞にもありましたが

「役者殺すに刃物は いらない。鼻風邪一つ あればいい」です。( ̄▽ ̄;)