誕生日の想い出シリーズも、そろそろ佳境に入ってまいりました。(・∀・)少なっ

今日は、サプライズ編。



鴻上 尚史さんの演出で、ベケットの「ゴドーを待ちながら」に

出演させていただいた事がありました! 池袋芸術劇場・大ホール!

ウラジミールが白石加代子さん。 エストラゴンが、姐さん。(アンケートに魔女 対 小悪魔って書かれたわw)

ポッツオが、麿赤児さん。

まあ 十分 こわい感じのメンツではありますが :*:・( ̄∀ ̄)・:*:

その時の、お話!



ゴドーを待ちながら







たぶん。初日の朝か。

初日開けた 翌日か。

とにかく、まだ、生まれたての舞台で、

開演前の早い時間から もう1回、舞台を修正したりしている時期で。

キャストもスタッフも、とっても慌ただしい時期で。


で、寝ぼけ眼で、開演の3時間以上前に、客席に集合した 私たち。

鴻上 さんが、こう言った。

「毬谷くん。ちょっと、立ち位置が よくなかったら 舞台 上がってみてくれる?」

「あ、もうちょっと後ろ。もうちょっと。。もうちょっと。」

「。。。はいそこっ!!」 


と、いう声と同時に、客席から HAPPY BIRTHDAYの音楽が大音量で鳴り

天井から、金銀のテープやら 花吹雪が落ちてきた!!

驚いて固まったよ。それから

感涙。 o(;△;)o

忘れない。

誕生日サプライズ。祝ってくれた。嬉しかった!




しかし、その、ありがたみ とゆうか、素晴らしさを

もっともっと!しみじみと実感できたのは

この後、自分が 演出だとか舞台美術だとかも やるようになってから。



本当に、大変な事なんだ。

スタッフさんにとって。o(;△;)o

ただでさえ、慌ただしい 初日の頃。

色々な直しとか、照明の作り直しだとか、

もうやる事は山のようにある。

姐さんのためだけに、舞台上のバトンを下げて、テープを仕込んで

花吹雪用の網もセットして。


一体、公演の何時間前に、劇場に来て、この作業をしてくれていたのだろう。。。




だから、絶対に忘れられない。

忘れない。

本当に本当に、その時のスタッフさん。

そして、「これをやるんだ」と決めてくださった鴻上さん。

今更ですが、ありがとうございました。ドキドキ

一生忘れません。