こちらの記事はときめきメモリアルに登場するキャラクターたちがどうして魅力的か「女性目線で」語ってゆくものです。

17歳の頃にプレイし始めて現在35歳の私、先日また軽率に卒業して入学したのできらめき高校196年生となったわけですが、キャラクター警察が絶滅した(であろう)今、独断と偏見で彼女たちの魅力を徒然なるままに語っていくゥウウッッ!!

 

 

今回はきらめき高校のオアシス、古式さん♥

 

 

ところがその古式さん、私達プレイヤーからひとつ大きな誤解を受けて今日に至るのです。

誤解?古式さんっておっとりしてて淑やかで、天然なところが可愛くて…とお思いのあなた。

そう、そこですそこ、

 

古式さんって、決して天然ではないんです。

結論から言うと、「古式さんと他キャラクターは完全に住む世界が違う」。

今回は雲の上の存在、古式さんを徹底考察していきます!(σ▽σ)

 

まず、ときメモでお金持ちキャラというとまず伊集院くんが来ます。

…が、彼(彼女)は伊集院家の厳格な掟を守り、試験は常に上位、女生徒たちからの人気もトップ、卒業後は帝王学を学ぶためにアメリカへ旅立ちます。

きらめき高校の校庭には伊集院家のヘリが飛び、施設軍隊が足並みをそろえ、庶民の私たちには目玉が飛び出るほどのエピソードばかり!✨✨

伊集院財閥の令嬢でありながら財産と人脈の動かし方をその身に徹底的にたたき込まれ、超一流の生き方が約束されたお金持ちです。

 

 

ところが同じお嬢様でも古式さんの場合は真逆で、彼女は古式不動産の跡取りではありません。

作中では何となくお嬢様?という感じで、どの程度のお金持ちなのかは想像がつきません。

…が、当時の世相に当てはめるならば、これがとんでもないことになってしまうのです!

 

日本のバブル崩壊は1990年だと思われていますが、これは株価の話。

土地価格はその後もしばらくは上昇し続け、千葉県や神奈川県の郊外の一戸建てが1億円以上もする様になります。

5年前まで2500万円で買えたような田舎の物件が、わずか数年で4~5倍になる…「土地は王様」とはよくいったもので、不動産業の黄金期はまだまだ続いた時代。

ときめきメモリアルの時代背景はまさにこの頃で、古式不動産の年商はとんでもないことになっていたはず!

 

しかもその古式社長(お父様)は…

 

 

絶対カタギじゃねえ。(σ▽σlll;)

 

 

和装に匕首を仕込み、娘の危機には容赦なく武力行使。

完全にその筋の方とお見受けするのですが、そのお父様から寵愛を受け大切に、俗世から徹底隔離されて丁寧に美しく育て上げられたTHE・箱入り娘…それが古式さん!

 

 

普段からきちんと両手を揃えて相手の方を向いてお話をする仕草は、ご両親の教育の賜物。

女子高生にして淑女の鑑です!

 

 

さらに水着センスにご注目!

みんなは流行りのデザインを着用する中、彼女は水着というよりはレトロなスイムスーツ。

露出は最小限に抑えながらもダーツの入ったスーツでボディラインはきちんと整えてあって、いかにも淑女らしい花柄プリント。

 

 

本当に一挙一動に品性があって、主人公とは完全に住む世界が違うのです。

そう…彼女は天然なのではなく、俗世間から隔離された天上人(てんじょうびと)。

そこで一つの問題が浮上します。

 

主人公、いらない子説。

 

お父様の絶対的な財力と腕力で守られ、古式さん本人にも欠けたところがなく、全てが幸せにうまく回っている…古式さんルートほど、主人公が無力な回はありません。

それに敢えて女性目線で言わせてもらいますが、私が彼女の友達なら「放課後のマックに誘えるか」という話。

家には季節のフルーツや高級菓子が揃えてある古式家のご令嬢を、放課後のマックに誘うことのハードルの高さ…生まれも育ちも違うというのは、つまりそういうことなんです。

 

ところが、ここを覆すのが古式さんの魅力!

 

彼女はまるで絵本を読み聞かせるかの様に相手にゆっくりと話しかけ、どんな話題もにこやかに弾ませる心の清らかさを持つ人。

仮に放課後のマックへ誘ってみたとしても「はい、ご一緒してみたいと思います^^」と返事をしてくれそうですよね🎵

この他人を見下さない心の清らかさこそ、古式さん最大の魅力。

伊集院君なら庶民呼ばわりでこちらを見下すところ、古式さんは(純粋に自分が体験したことがないのだから)一歩足を踏み出してみようという心の柔軟さを持っています。

 

 
それにこのシーンだって、金持ち自慢ではまったくないんですよね。
古式さんはあくまで「尊敬するお父様に、大切な人と出かけるこの日のために一式そろえていただきました」というエピソードを伝えただけ。
これいいでしょーっ☆彡という自慢ではなく、尊敬する父親に買ってもらったからこそ大切な人(主人公)にそれを伝えたかったはず。
 
 
そして古式さん攻略には運動と容姿のパラメータを上げる必要があり、界隈では「意外と面食い」なんて言われていますがこれもちょっと違う。
私としては「お父様が持ち合わせていないものを持っている殿方が目の前に現れた」という解釈なのだと思います。(σ▽σ)
尊敬する父親を超える存在、父親に感じていた安心感とはまた別の感情…これこそが彼女の恋心の正体。
古式さん、本当にどこまでもいい子!✨
そんな彼女の告白シーンがこちら。
お母様が彼女の恋を後押ししてくれた様です♥(お母さん、きらめき高校OBなんですね)
 
普段はきちんと相手の目を見て話す古式さんが、ひとっっっつも目が合わない…かっわいい…

 

 

どこまでも心が清らかな古式さん、とっても癒されますね✨✨

そして気が早い話ですが、シリーズ初の次回予告…次回はみんな大好き朝日奈さんを考察します!

ゆかりとくれば、やっぱりゆうこでしょ🎵