〔6月28日}
金沢2日目は、ぶらぶらと街歩き。
交通手段は、城下まち金沢周遊バス 、
金沢駅東口バスターミナルで、1日フリー乗車券を購入。
まず、【長町武家屋敷跡】を散策した。
香林坊のバス停からエクセルホテル東急横の坂道を下り、
鞍月用水を渡り、【土塀のまちなみ】を行く。
途中、【金沢九谷焼ミュウジアム 】に立ち寄り、
土蔵の中に展示しているコレクションを楽しんだ。
母は父のために、杯を1つ購入。
手書き物だと、やはり5桁はするようだ。
【新家邸長屋門】や【大屋家】を眺めながら、二の橋を渡り、
大野庄用水に沿って、【武家屋敷跡野村家 】へ。
天正11年前田利家の金沢城入城の際にも、
直臣として従った、野村伝兵衛信貞千二百石が、
拝領した屋敷である。
当時を偲ばせる上段の間や、謁見の間、仏間、
付け書院や濡れ縁、茶室、そして庭園と、
なかなか見事な屋敷だったが、観光客も多かった。
【野村家】を出たところの喫茶室で一息入れ、
次は、【長町友禅館 】に向かった。
ここは、加賀友禅作家・寺西一紘氏の工房で、
製作の見学と展示作品の鑑賞、彩色体験もできるらしい。
日曜日だったため、作業はお休みだったが、
パネルで、製作工程を説明してくれた。
また、彩色作業場に座り、気分を味わうことも出来た。
さすがの母も、お土産に加賀友禅を買うわけにもいかず、
【友禅館】を出て、来た時と違う道筋をたどりバス停へ。
道すがら、今回『アイスジュエリー』では大健闘だった、
主催・北國新聞社の本社ビルが、正面に聳え立っていた。
香林坊から武蔵ヶ辻までは、バスでほんの一息、
観光客や地元の人、たくさんの人でにぎわう【近江町市場 】へ。
海産物や加賀野菜のお店が立ち並び、
ちょうどお昼時とあって、お寿司屋さんや海鮮丼のお店は、
外まで席待ちの列が出来ている。
前夜、お寿司にしたので、もう少し軽めの食事を探して、
この4月にオープンしたという【近江町いちば館】に行ってみた。
そこで見つけた、お茶漬け専門店で、食事を済ませ、
再びバスに乗り、金沢駅ロータリーを経由して、
浅野川の川向こう橋場町で下車し、【ひがし茶屋街 】を歩く。
出格子、板壁、二階廊下の木の手摺、明治初期に建築されたという、
加賀百万石の文化を伝える町屋が立ち並んでいるが、
なぜか、ふと既視感(デジャヴ)―――
私の生まれ育った、東北の片田舎の町(小京都とも呼ばれた)の、
古い家に、作りがとても似ている…
不思議な懐かしさを覚え、一緒に歩く母とも想い出を語る。
すぐそこの格子窓から、今は亡き祖母が、
仕立て仕事の手を休め、ひょいと顔を上げて声を掛けてきそうな…。
思いがけずに、タイムトリップにも浸り、
金沢・街歩きの仕上げに、周遊バス『鏡花号』で、一巡り。
今回は歩かなかった、【兼六園】や【金沢城公園】を下から眺め、
犀川のほとりを車窓から楽しむ。
川向こうに望めた見事な木造建築は、何だったのだろう。
バスは再び、香林坊・武蔵ヶ辻を通り、金沢駅まで戻ってきた。
ホテルに預けていた荷物を取ってきて、一息ついてから、
金沢の街を後にして、宿泊する【山代温泉
】へと、列車で向かった![]()





