今日は、かねてから計画していた、金沢旅行。
留守の間のあれこれを、家族に託し、
実家から来た両親と、大宮駅で合流し、
北陸に向けて、列車に乗り込んだ。
途中の乗り換えもスムーズにこなし、
車窓に日本海が広がる頃、マナーモードにしていた携帯電話が、震えた。

つい先週会ったばかりの、京都在住の編物仲間からで、
信じられない、悲しい連絡だった。
同じく編物仲間の、浜松在住の友人の、
早過ぎる、訃報…。
まだ、40代前半だと思う。
いったい、彼女に何が起きたのだろう。
走る列車の中での電話でのやり取りは、
デリケートな話をするには、あまりにも電波状態が悪く、
じりじりしながら詳報を待った。

思えばこの半年、研修会・講習会でも、顔を合わせていなかった。
ただ私自身、スケジュールの都合で、別会場の講習会に振り替えたりもしていたので、
そう深くも考えていなかった。
作品展にも出品していたし…。

あれこれ考える中、齎された詳報は、
あまりにせつないものだった。
脳出血で倒れたお母様の介護をするうちに、
ご自身が鬱症状になり、食事が取れなくなったらしい。
入院して、点滴で命を繋いでいたのが、
最期には、その管も受け付けなくなって…。

優しくて、あったかくて、研究熱心な人だった。
北欧系の技術が得意で、その素朴な味わいの作品とともに、
ふうわりとした笑顔が、
おっとりとした口調が、蘇る。

安らかに、なんて、
まだ言えないよ!J子さん!…