ふと気付くと、もう3月もおわり。

フィギュアスケート世界選手権も、今日放送のエキシビションをもって終了した。


全日本・四大陸・ユニバと、息つく間もなく情報を追い続け、自分の中では既に一区切りついてしまい、

この世界選手権の期間は、冷静に過ごした…つもりであったが、結局出先からも携帯でリザルトチェック。

当分はスケートに取り憑かれたままになりそうだ。


まず結果が出たのは、ペアだった。

ロシア国籍を取得した、川口悠子、いや Yuko KAVAGUTI & Alexander SMIRNOV 銅メダル。

流れに乗ってぐいぐい引き込まれていくSP、途中の痛そうな転倒にもかかわらず最後までまとめきったFP、そしてこれでもかと次々大技を繰り出すEX。腹を括ってロシア代表としてめざすオリンピック、彼女の笑顔の奥に、並々ならない決意を感じた。

金メダル サフチェンコ&ゾルコビー、銀メダル ダンジャン&ハオジャン、

残念ながら、結局演技全部をまだ見られないでいる。そして個人的には、クィンパン&ジャントンが表彰台を逃したことが、とても残念で…プロトコルを見ると、演技序盤の2つのジャンプで、得点を稼げなかったのが大きかったようだ。今後、この3組の演技を見る機会があっても、きっと私の眼にはバイアスがかかっているので、冷静には較べられないだろうなぁ。


次に、衝撃の幕切れが待っていた、男子シングル。

結果的に今回は、E.ライサチェクのためのワールドだったように思う。SP2位、FS1位、金メダル。

SPは順位こそ2位だったけど、今シーズン前半には少し薄れていたように感じていた、エヴァンならではの心の底からの叫びが、久々に聞こえた気がした。そしてFS、終盤のストレートラインステップの時、微かに微笑んで見えたのは私だけだろうか。そしてなだれ込むような、怒涛のシットスピン。あんなに激しいシットスピンはなかなか見ることはできないと思う。

エヴァンの優勝は意外でもなんでもなかったが、私が衝撃を受けたのは、B.ジュベールのFS。おそらく私だけではないだろうし…。SPはさすがの演技だった。CORの時のほうが、華やかで強いブライアンを感じたが、ヨロ選・ワールドと安定した王者のスケートだったと思う。FSも途中SOはあったが、演技構成からいっても1歩リードしているかと思って見ていた。そして最後の2A…。一瞬息を呑んだ、そしてTVの前で叫んでいた。信じられない結末…悔やんでも悔やみきれないといった、ブライアンの表情…。初めての色のメダル、3位。

4位だった T.ベルネル、仙台のN杯のときは興奮して見ていた選手。2位になった P.チャン、巧いとは感じる選手。どちらも残念ながら、あまり試合の強烈な印象は残らなかった。でもトマシュのEX、とても楽しい演技だった。EXで楽しませてくれるためにも、試合もいつも頑張ってほしいと思ってしまう。

EXといえば、ブライアンの「ハレルヤ」、以前も見たことはあったが、今回なんだかとても感動した。もの凄いスピードでよく伸びるスケーティング、生で見たらさぞかし迫力があったことだろう。エヴァンもとても楽しそうで、微笑ましかった。


日本の男子3人は、それぞれ頑張ったと思う。

特に、小塚君。FS前、もの凄く緊張して見えたが、演技はいつもどおり落ち着いて、しっかり必要要素もこなしまとめきって、オリンピック&来季ワールド・出場枠3を確保してくれた。

無良君も、初ワールドに気後れしないで、自分らしい演技ができ良かったと思う。

織田君は、念願の4Tをコンビネーションで成功し…やってしまったことは仕方ないけれど、せめてインタビュー記事では、もうちょっと自分を省みた発言があればよかったのに…。せっかくの成功がもったいないと思う。


アイスダンスは、楽しみにしていたのに今回はまともに見ていない。リザルトを見て、ファイエラ&スカリの失敗を知り、時間の都合が合わなかったせいで地上波のTV放送を見逃し、いつもならネットで動画を探したり情報を求めるのに、気力を失ってしまった。次の国別対抗戦で、しっかり見ることにしよう。FDの日は、現地観戦することにしたし…。


女子の結果は…。安藤美姫ちゃんの3位は本当に良かった。正直言うと、2位の J.ロシェットより良かったと思ったのだが…。EXの「ボレロ」も、昨年のDOI初日に見た時もとても良いプロだと思ったが、確実に進化していると感じられた。気持ちの入れ方がきっと違う。

1位は、ちょっと触れたくない気分。順位は順当だとは思う。ただ、得点的にはどうなのだろう。どうしてあんなに他の選手と点差があるのだろう。いろいろ解説は聞くけれど、感覚が受け入れる事を拒否している。

そして、浅田真央ちゃん。本当にお疲れさま。今回初めてメダルを逃したけれど、でも、真央ちゃんが目指している方向は、スポーツとして絶対正しい方向だと思うので、来季の大きな目標を見据えて、気持ちがブレずに進んでいって欲しいと心から願う。 FSが終わって、「ホッとした。」という発言と、EXでの吹っ切れたような演技。やっぱりいろいろ背負って大変なんだなぁと思った。

村主さんは、あくまでも村主さん。自分を信じることができるのは、もの凄く強いし幸せな事だと思う。


そしてワールドが終わった今、思うのは、時間は確実に過ぎて行き、はるか先だと思っていたオリンピックに臨む新しいシーズンは、もうすぐそこまで来ているということ。

その前にまだ、国別対抗戦、1日だけだけど見に行くのだが…チケット


ブーケ2編物教室ブーケ2

27日:市川教室 久しぶりに晴れた金曜日、教室はちょっと停滞気味あせる