ご訪問ありがとうございます
声と歌声の向上を図るスクール、
Mariuca Voice Training
(マリュゥカ・ボイス・トレーニング)です
芸能の常識について
書いています
前回までのブログの続きです
前回、出演したときに
頂いたお花と、
必ず一緒に写真を撮りましょう
って書きましたね
今回は、
スタンド花は
一体なんのためにあるのか
について書きますよ
まずは…
頂いたお花はどうするか
公演終了後、
頂いたお花やお菓子を
ぜ~んぶ持ち帰っちゃう
出演者がいるんだけど…
それは
アマチュアの表現者がすること
です
(発表会かよ、ってなっちゃうww)
プロである私達は、
スタッフのみなさんに、
お花を一輪ずつ、
お菓子を一つずつ、
御礼を伝えながらお渡し
するんです
「お世話になりました。
ご指導頂き、ありがとうございました。
また次回、出演させて頂ける機会が
ありましたら、
頑張りますので、
と言って、公演終了後に
お世話になった方々に
お配りするんです
私はよくバルーンをお贈りしていて…
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それは、
バルーンの後ろに
自分とスタッフさんの名前、
メッセージを書いてお渡し
できるからです
そうすれば、
バルーンがしぼむまで、
名前を覚えてもらえるからです
(だから油性ペンは、いつでも必須だよ。
ファンにサインを求められた時も対応できるからね。)
スタンド花は何のためにあるの?
プロの根底にある考えは、
コレです
スタッフさんがいなければ、
この業界は
絶対的に成り立たない。
演出家がいなければ、
方向性がちぐはぐになる
制作がいなければ、
全体がまとまらない
広報がいなければ、
宣伝できない
音響がいなければ、
音楽も声も流れない
照明がいなければ、
暗いまま
受付がいなければ、
客席の統制がとれない
(他にも、もっといらっしゃいますよ。)
私達が表舞台で仕事ができるのは、
裏方と呼ばれる方々が
いてくれるから、
今日も安心して
表現の仕事ができるんです
それを考えず、感謝なく、
表舞台に出る人間だけが、
スポットライトや賞賛を浴びて、
チヤホヤされて、
頂いたものを全て持ち帰ってしまう、
まぁ、あさましいし恥ずかしいことで、
大変失礼なことなんですね
だ・か・ら
スタッフさんに、お花を渡して、
御礼を伝えることで、
感謝の気持ちに変えます
お仕事がスムーズにできるように
するためでもあります
前回も書きましたが、
だから、
良いイメージをどんどん渡していける
表現者が生き残っていけます
イメージが大事なんです。
感謝と礼儀で
生き残っていける世界です。
よく芸能人がSNSで、
「●●様からお花を頂きました。
ありがとうございました」
って、スタンド花と送り主のお名前の
写真掲載をしているのは、
だからです。
スタンド花を贈る人(=会社も個人も)
というのは、
スタッフ全員に御礼を伝えさせ、
うまく渡っていけることを願って、
お花を贈っている、
ということなんですよ。
お花はただの贈り物じゃなくて、
今後の芸能活動での活躍を願って、
感謝と礼儀がつまった
循環の贈り物、
ということですね
だから、それ全部を持ち帰る、
ということは
ありえないんです
感謝がない人間は、
プロじゃないからですね。
主役級など、
役柄や会場規模に応じて、
スタンド花のサイズも異なりますが…
スタンド花が
だんだん大きくなっていき、
数も増えていくことが
感謝の循環をしている
ことになるので、
「表現者としての醍醐味じゃないかしら」
と私は思っていますょ