「少女がいきなりズボンをおろして」…中国人の「路上排便」が世界中で深刻な問題になっていた
◆世界各地で「路上排便」が問題視される
中国人観光客の「路上排便」が世界中を騒がせている。
韓国・済州島の駐車場で、しゃがんで排便している子どもと、それを見守る母親とみられる女性の写真がネット上で公開され、ニュースにもなった。中国人観光客に人気の同所では、6月にも車が行き交う都市部の路上で排便をしている子どもと、それをさせる母親の動画が拡散し、大騒ぎとなったばかりだ。
この話が英語ニュースとなってSNS で世界中に拡散されると、各国で「私も似た光景を見た」とか、「ほかでもやらかしている」とか過去の類似ケースが紹介され、中国人観光客の迷惑行為が改めて大きく広まる事態となっている。
15年、イギリスのバーバリー本店前で中国人女性が子どもに排泄させた衝撃画像が世界を巡ったことがあった。台湾でも本土中国から来た母親が空港内の床の上で、子どもに排便させたことが大騒ぎになったことがある。
タイでは各地で、中国人観光客が路上排便したり、小便器で大便をしたり、汚れた生理用ナプキンを壁に貼ったりするなどの行為が問題となり、寺院など複数の観光名所で「中国人お断り」となったり、中国人用のトイレが別途設置されたことがあった。
◆中華系が多いマレーシアでは多発
筆者が取材拠点を持つマレーシアでも中国人観光客のマナーの悪さは話題になっている。1月、高原リゾート地のキャメロン・ハイランドの宿泊施設の庭で、中国人観光客の女性が排便、監視カメラに一部始終が記録された。また、彼女が排便している間、一緒にいた別の女性が見張りをしていたことも映っていた。
2019年にはクアラルンプールの西にある港町、ポート・ディクソンの海水浴場で人々が泳いでいる中、中国人観光客と見られる成人女性が、足もとが水に浸かる程度の深さの砂浜でしゃがんで排便、これも動画となってSNSで拡散された。
多くのマレーシア人ネットユーザーが嫌悪感を示し、「猫でさえトイレに行くのに」「中国では公共の場所全体がトイレなのか?」などと投稿していた。
こうした各地で起きた過去の迷惑行為も、韓国で相次いだ行為をきっかけにSNSでシェアし直されている。マレーシアは3割ほどの中華系国民がいて、日本や欧米より物価が安いため、必然的に中国人の来訪が多い国だ。
記事と写真のみお借りしました。