ADOR、NewJeansめぐる報道に怒り…機密情報や私的な会話の流出うけHYBEに抗議「違法行為を自覚すべき」
ADORは23日午後、Dispatchの報道について立場を伝えた。同社は「報道された記事の内容は、推測を元に再構成した虚偽事実で、これに対して強硬な法廷対応を進める予定だ」とし、「報道内容に出ている内部会議録、作業割当、個人的なカカオトークチャットなどは、HYBEとSOURCE MUSICの取材協力と、虚偽内容の提供なしには構成すること自体ができない内容」と主張した。
続いて「すでに契約が終了となった練習生および、現在、所属を移したアーティストの個人情報を承認なしに公共に公開し、医療内訳を含む関連資料およびデモなど、秘密維持を侵害する各データを流出したのは契約違反であり、重罪だ」と、NewJeansの保護のため直ちに措置を取ることを要請した。
またメッセンジャーの内容を無断で流出、編集したHYBE側に法的措置を予告して「Dispatchが報道した内容とは異なり、Nチームのデビューがミン・ヒジン代表の傍観により無期限に延期されたという内容は、事実ではない。したがって、捏造された内容を訂正するため、当時の状況が分かる2021年のメールを公開する」と伝えた。Nチームとは、ミン・ヒジン代表がブランディング責任者を務めた、SOURCE MUSICのガールズグループデビュープロジェクトで、当時練習生だったNewJeansのメンバーも参加していた。
そして「ADORは当時、関係者の間のSlack(スラック)のチャットやカカオトークのチャットなど資料が存在するため、十分に追加資料としてより多くの内容を裏付けることができるが、個人の間のチャットを公開するのは不適切だと判断し、まずメールの内容だけを公開する」と付け加えた。
ADORは「HYBEはフォレンジック(保存されている文書ファイルやアクセスログなどから、犯罪捜査に有効な法的証拠を探し出すこと)をしなかったと、カカオトークのチャットがHYBEのクラウドサーバーに保存されていたという言い訳をしている。だが、これはさらに深刻な問題だ。HYBEは個人的なチャットを常に収集し、これを自分たちのサーバーに保存していた中で流出したという意味だが、これは通信秘密保護法違反、情報通信網法違反(秘密侵害)に値する重大な犯罪で、違法行為だ」と強調した。
最後に「記事の全体内容のすべてが、虚偽事実を元に作成されたため、反論が無意味なレベルだ。全体的な事実関係とタイムラインを全部歪曲して捏造したのはADOR、NewJeans、ミン・ヒジン代表の全員に対する深刻な名誉毀損であり、業務妨害に当たる」とし、「HYBEの経営陣たちは、子会社への不要な逼迫を一日も早く止めて、不要な紛争を起こさないでほしい。また、警察調査に積極的に協力する一方、これ以上違法行為はしないよう警告する。これが株主のための責任で、義務であることを自覚してほしい」と伝えた。
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【ADOR 公式コメント全文】
こんにちは。ADORです。
本日、Dispatchが報道した記事に対してADORの立場をお伝えします。
報道された記事の内容は、推測を元に再構成した虚偽事実で、これに対して強硬な法廷対応を進める予定です。
報道内容に出ている内部会議録、作業割当、個人的なカカオトークチャットなどは、HYBEとSOURCE MUSICの取材協力と、虚偽内容の提供なしには構成すること自体ができない内容です。
特に、すでに契約が終了となった練習生および、現在、所属を移したアーティストの個人情報を承認なしに公共に公開し、医療内訳を含む関連資料およびデモなど、秘密維持を侵害する各データを流出したのは契約違反であり、深刻な重罪です。
SOURCE MUSICとNewJeansの間の練習生契約はすでに終了となり、該当契約に練習生の肖像、音声などの利用を承認する内容もないです。したがって、SOURCE MUSICがメディアを通じて練習生の動画を公開したのは、NewJeansの肖像権を侵害する、とても深刻な違法行為であることを申し上げ、アーティストの保護のため、直ちに措置を取っていただくよう要請します。
また、違法で手に入れた個人の間のメッセンジャーの内容を、第三者が無断で流出し、自身たちの意図通りに虚偽で編集するなど、子会社の代表を誹謗する報道内容および資料を提供したHYBEと、これを報道したメディアの不甲斐無さを超える、非道徳的行為を批判し、強力な法的措置を進める予定です。
Dispatchが報道した内容とは異なり、Nチームのデビューがミン・ヒジン代表の傍観により無期限に延期されたされたという内容は、事実ではありません。
したがって、捏造された内容を訂正するため、当時の状況が分かる2021年のメールを公開します。
このメールに出てくるCBO officeのPT(プレゼンテーション)資料は、2020年当時、仮称「Nチーム」/「2021年チーム」と呼ばれていた「NewJeansの企画草案」で、当時、CBOとして働いていたミン・ヒジン代表が自ら作ったPT資料であり、当時、三者合作で進めていた新人ガールズグループチームのコンセプトについて意見の不一致が多かった状況で展開された状況だったことを申し上げます。
そのタイムラインは以下の通りです。
1)2020年3月、BIGHITのマーケティングチームが「2021年チーム」のローンチ戦略を提案
→しかし、当時クリエイティブ総括だったミン・ヒジン代表は、内容の方向性が合わないと判断して、ミン・ヒジン代表が自主的にローンチ戦略を別に用意
2)2020年5月 ミン・ヒジン代表のローンチ戦略の発表(三者合作のときだったため、バン・シヒョク、ソ・ソンジン、SOURCE MUSICの担当者らが出席)
→バン・シヒョク議長「ヒジンさんのPT案はとても素晴らしく、破格的で(当時の表現、そのまま記述しております)SOURCE MUSICのインフラでは実現が難しいと予想されるため、ミン・ヒジン代表のレーベルで進めた方がいいと思います」と返答。
3)2020年8月、SOURCE MUSICから先行企画案を再提案
→5月にミン・ヒジン代表のローンチ戦略の相当部分をコピー。
→SOURCE MUSICとソ・ソンジンさんにクレームをし、この件に対して認める。
当該メール内容のように、SOURCE MUSICが具現化することが難しいとフィードバックしたNewJeansのローンチ戦略が、SOURCE MUSICによってコピーされ、再び議論になっている中で、各社のR&Rの協議や制作のタイムラインの協議は難航するしかありませんでした。
ADOR(当時のCBO office)は、該当メールへの返信を受け取っていません。虚偽の主張をするHYBEが提供するつぎはぎ式の資料ではない、当時、全員が共有した公式メールを共有することが、脈略を把握し、争いを覆すにはるかに正確なので公開します。
ADORは当社の関係者間のSlack上の会話内容や、カカオトークの会話資料が存在するため、十分な追加資料でより多くの内容を証明することができますが、個人間の会話を公開する事は不適切であると判断し、まずメールのみ公開することを申し上げます。
このように、存在する資料と当時の証人たちが堂々と存在し、これを経験した両親とメンバーが証人であるにも関わらず、虚偽と捏造を繰り返しているHYBEを、到底理解することが出来ません。
特に昨日、HYBEのPRが犯した、まだ世間に公開されていない深刻な違法性について、NewJeansの法的代理人と共に厳重に警告したにも関わらず、その翌日このような違法である事を犯したことについて、嘆かわしいです。
HYBEの法務は5月、バン・シヒョク議長とパク・ジウォンCEOと交わした個人的なカカオトークの会話を公開しないようにと、内容証明をミン・ヒジン代表に送ったことがあります。それにもかかわらず、なぜADORにはこのような分別な行動をするのでしょうか。
ミン・ヒジン代表は3年前、上記ノートパソコンを初期化し、HYBEに返却しましたが、HYBEはこのノートパソコンをフォレンジックし、個人的な会話を復旧させたものと強く推定されます。これは電子記録等の内容検出に該当する重大な犯罪であり、違法行為です。
しかし、HYBEはフォレンジックをしなかったと言って、カカオトークの会話がHYBEのクラウドサーバーに保存されていたという言い訳をしています。これは、より深刻な問題です。HYBEは個人的な会話を常時収集し、これを自分のサーバーに保存してきたが、これを流出までしたということであり、これは通信秘密保護法違反、情報通信網法違反(秘密侵害)に該当する重大な犯罪であり、違法行為です。
HYBEのこれらの行為は、プライバシーの自由と通信の自由を深刻に侵害する憲法違反的な行為です。ADORのミン・ヒジン代表は、ADORの所有物であるため敢えて提出する必要のないノートパソコンを、完璧な疑惑解消のためにすでに警察に提出したことがあります。そして、透明な調査のため、ミン・ヒジン代表は警察で、HYBEが所有している該当のノートパソコンを回収して調査してほしいと要請しました。
しかしHYBEは、当該資料がノートパソコンのフォレンジックで得たものではなく、会社のサーバー/クラウドに保存されているとし、警察に提出していない状況です。ノートパソコンを構成員の同意を得ずにフォレンジックをしたことも重罪ですが、会社のサーバーに個人の会話内容が保存されているということは、より大きな罪に該当します。
それとは別に、本当にサーバーに資料があるのであれば、警察からの協力要請に誠実に応じるべきです。現在、HYBEが犯している数多くの非常識なメディアプレイと対応に、ADORとNewJeansの法的代理人は深刻になり、憤怒し、措置を講じています。
記事全体の内容が全て虚偽の内容に基づいて作成されたため、反論が無意味なレベルであり、全体的な事実関係とタイムラインを全て歪曲して捏造したことは、ADOR、NewJeans、ミン・ヒジン代表の全員に対する深刻な名誉毀損であり、業務妨害に当たることを改めて申し上げます。
HYBEの経営陣は、子会社に対する不必要な迫害を一日も早くやめ、不必要な紛争を起こさないこと、警察の調査に積極的に協力すること、そしてこれ以上の違法行為を行わないように警告します。
記事と写真のみお借りしました。