ILLITの盗作疑惑に再び反論…事務所がADOR ミン・ヒジン代表に怒り「罪のない新人グループが犠牲に」

Newsen 

写真=BELIFT LAB
ILLITが所属するBELIFT LABが、ADORのミン・ヒジン代表が主張した盗作疑惑に対する反論と共に映像を公開した。


BELIFT LABは10日、公式YouTubeチャンネルを通じて「ILLITEを大切にしてくださるファンの皆様、そして全世界のK-POPファンの皆様に、同社は5月31日、ミン・ヒジン代表の2回目の記者会見を拝見し、これ以上当社の立場表明を先送りできないと判断しました。そのため文章と映像でミン・ヒジン代表に対するBELIFT LABの立場をまとめて申し上げます」と伝えた。


続けて「ミン・ヒジン代表は私益のため罪のない新人グループを犠牲にしました。ミン代表が選んだHYBEに圧力をかける手段のひとつが、HYBEレーベルの新人グループを『我流』や『パクリ』と貶めることでした。これには盗作疑惑だけでなく、活動妨害のような無理な主張もありました。そしてこれに対する記者の質問にミン代表は『もう(マスコミやネットユーザーが)これ以上言及しなければ良い』とし、本人の発言により経験する必要がなかった非難に耐えなければならなかった被害者の時間と過程そのものを否定する姿を見せました」と語った。

また「BELIFT LABのアーティストに対する中傷や攻撃は、コンテンツ全体の前後の脈絡を除き、似たようなシーンをキャプチャーして集めて編集した写真と短い映像を基に行われました。ミン・ヒジン代表が盗作だと言及したいわゆる『原本』が果たしてミン・ヒジン代表が初めて作り出した創作物なのか、あるいは実際にBELIFT LABでつくられたものなのか確認して問題を提起したのだろうかなどについてまともな検証もありませんでした。著作権侵害の要素に対する適当な根拠も示さず、公の場で盗作疑惑を提起することはクリエイターで一つのレーベルの代表という責任感のある位置にある方に合う問題提起のやり方ではありません」と映像を公開することになった理由を伝えた。


BELIFT LABは同映像について「ミン・ヒジン代表の盗作主張の問題点とこの主張が今後K-POPを含む大衆文化全般に及ぼす影響などについての分析を含んでいます。特に『製作フォーミュラ』という恣意的な基準を前面に出してマーケティング活動と祝日の韓服(韓国の伝統衣装)グラビアなど、すでに似たような事例が以前からあったことさえ新しく創造したものであるかのように言った部分など、ミン・ヒジン代表の無理な主張と虚構性に対し、明確な説明になると思います」と強調した。

これと共にBELIFT LABは「盗作主張に対するBELIFT LABの立場」と題した映像を公開した。

BELIFT LABのキム・テホ代表は、映像で「デビューアルバムでこれほどの成績を収めた例はありませんでした。ところが、お祝いを受けて当然な時点でお祝いよりは非難を受け始めました」とし「本当にこの子たちが何が悪いかと言う方なら、あえてアーティストについて言及する必要がない状況では言及を最小限におさえた方がいいと思います」と語った。それから「そのような主張はいわゆる座標を表示することです。本人を支持し、同意するアイドルファンにILLITを非難し、悪口を言ってほしいと指示したのです。そして本当にそうなりました。本当に悪かったと思います」と指摘した。

また「誰よりもこの業界で長い間働いた方がこのような主張ができたことに非常に驚きました。その異例のことが特定の個人の私利私欲のための荒唐無稽な主張から始まったことが本当に許し難い」と付け加えた。

キム・テホ代表はミン代表が主張した盗作疑惑に対し「NewJeansを制作したミン・ヒジンさんの立場では本人がしたことと類似性を探し出し『私をコピーしたこと』と主張しているようです。でも、残念ながら僕はそのようなことはしたことがありません」とし「NewJeansを意識したデビュー計画は本当に話にならない」と主張した。

チェ・ユンヒョク副代表は「僕たちからデビュー組が決まったのが9月1日でした。その時に作ったブランド戦略ガールズグループの企画案です」とし、文書を公開した。同文書の中には「NOT NewJeans NOT BLACKPINK NOT IVE」と書かれていた。また、キム・テホ代表は「ストレートロングヘアが私の企画だという主張にはどう答えればよいか困っています」と語った。

ILLITのパフォーマンスディレクターも「盗作だと言及することそのものが無理だと思います」とし「非常に有名な振付師の方に振付をお願いする時、約10種類ほどのディレクションを与えます。その内容にNewJeansという名前は全く登場しませんでした」とし「議論になった区間はほとんどがヴァース部分に少しだけ登場したものです」と語った。それから「むしろ人々が多く真似する私たちの振り付けは指のダンスです」とし「ポイントダンスでもない、2秒にもならない区間を盗作とは思いません」と強調した。

キム・テホ代表はミン・ヒジン代表に対し「本人のものは常にオリジナルで、本人のものはその前に何か類似したものがあってもコピーしたのではない。こういうのが常にミン・ヒジンさんの盗作主張の前提です。同じようにGFRIENDがすでに韓服のグラビアを取ったことがあります。僕たちが祝日に韓屋の前で韓服のグラビアを取った他の多数のアーティストを例に挙げました。そしたらパステルトーンの色の韓服が似ていると主張しました。もう主張することがなくて色まで盗作だと言うのでしょうか」とし「今回、勤政殿の前でNewJeansが映像を撮りましたが、BTS(防弾少年団)が勤政殿の前で映像を撮ったのはとても良いリファレンスでした。それがBTSの影響を受けなかったと言えるでしょうか」と問い返した。

キム・テホ代表はILLITのメンバーらについて「大変なことがあります。現場に出てみれば十分に理解できます。本人たちが一番愛さなければならない舞台で、人々がどんな反応を見せるか恐れるようになったこと自体が、その人たちには経験しなくてもよい罰だと思います。そして今悪質なコメントが殺到してます。この人たちが何が悪くてこういう悪質なコメントに耐えなければならないでしょうか」と遺憾を示した。

続けてミン・ヒジン代表の2回目の記者会見について「本人はこれ以上アーティストに言及したくないと言ってマスコミのせいにしました。僕はその話を聞いて多くのことを考えました。なぜならILLTの存在がNewJeansを妨害するための用途で企画されたという主張はマスコミではなく、本人が自らがしたことです」と指摘した。また、チェ・ユンヒョク副代表は「暴力を行使したのに皆大変だからやめよう、それでいいのか疑問です」と付け加えた。

・ILLITの事務所、盗作疑惑を否定…ADOR ミン・ヒジン代表を告訴「メンバーたちが深刻な中傷被害に」

・「HYBE vs ADOR」盗作疑惑は保護者から振付師まで…広がる議論


【BELIFT LAB 公式コメント全文】

BELIFT LABからお知らせ致します。

ILLITを大切にしてくださるファンの皆様、そして全世界のK-POPファンの皆様に、BELIFT LABは5月31日、ミン・ヒジン代表の2回目の記者会見を見て、これ以上当社の立場表明を先送りすることはできないと判断しました。それで文章と映像でミン・ヒジン代表に対するBELIFT LABの立場をまとめて申し上げます。

5月30日、ソウル中央地裁民事50部の仮処分引用決定は、ADORの臨時株主総会でHYBEが持つ議決権の行使を阻んでほしいという仮処分申請に対する決定であり、盗作に対する判決ではありません。まるで盗作に対する判決で、ミン・ヒジン代表が勝訴したかのように歪曲してはいけません。

仮処分とは別に、当社がミン・ヒジン代表を相手に提起した業務妨害および名誉毀損に対する刑事事件は、これから進行されなければなりません。さらにBELIFT LABはK-POPの歴史に残る驚くべきデビュー成果を作ったにもかかわらず、これまで重荷を背負って息を殺してきたアーティストやBELIFT LABのメンバーたち、そして参加したクリエイターへの被害に対する民事訴訟を本日追加で提起し、ミン・ヒジン代表に責任を問います。

ミン・ヒジン代表は自分の私益のため罪のない新人グループを犠牲にしました。

ミン・ヒジン代表が選んだHYBEに圧力をかける手段のひとちが同じHYBEレーベルの新人グループを「我流」や「パクリ」と貶めることでした。これには盗作疑惑だけでなく、活動妨害のような無理な主張もありました。そしてこれに対する記者の質問にミン代表は「もう(マスコミやネットユーザーが)これ以上言及しなければ良い」とし、本人の発言により経験する必要もなかった非難に耐えなければならなかった被害者の時間と過程そのものを否定する姿を見せました。

BELIFT LABのアーティストに対する中傷や攻撃は、コンテンツ全体の前後の脈絡を除き、似たようなシーンをキャプチャーして集め、編集した写真と短い映像を基に行われました。ミン・ヒジン代表が盗作だと言及したいわゆる「原本」が果たしてミン・ヒジン代表が初めて作り出した創作物なのか、あるいは実際にBELIFT LABでつくられたものなのか確認して問題を提起したのだろうかなどについてまともな検証もありませんでした。著作権侵害の要素に対する適当な根拠も示さず、公の場で盗作疑惑を提起することはクリエイターで一つのレーベルの代表という責任感のある位置にある方に合う問題提起のやり方ではありません。

ミン・ヒジン代表の主張がまるで事実であるかのような雰囲気になったにもかかわらず、これまでBELIFT LABが詳しい立場を綱得なかったのは、ミン・ヒジン代表自らがこの問題を正すという一抹の期待があったためでしたが、ミン・ヒジン代表は仮処分引用の意味がまるでミン代表の主張がすべて裁判所から認められたかのように語るなど、依然として本人の一方的な立場だけを繰り返し主張しています。

BELIFT LABはこれに対し、当社の立場を盛り込んだ映像を制作し、公開します。

本人の私益を確保するための手段として盗作を主張することで、大衆文化全般に悪影響を及ぼしていることに対し、遺憾の意を表します。

BELIFT LABが製作した映像は、ミン・ヒジン代表の盗作主張の問題点と、この主張が今後K-POPを含む大衆文化全般に及ぼす影響などについての分析を含んでいます。特に「製作フォーミュラ」という恣意的な基準を前面に出してマーケティング活動と祝日の韓服(韓国の伝統衣装)グラビアなど、似たような事例が以前からあったことさえ新しく創造したものであるかのように言った部分など、ミン・ヒジン代表の無理な主張と虚構性に対し、明確な説明になると思います。

今のK-POPがあるまで、多くのアーティストや制作者の努力がありました。先輩アーティストが苦労して行った道は、後輩たちのための近道にならなければなりません。そうしてこそ、K-POP産業全体がさらに大きく成長する好循環が生まれます。本人が作った道でもないのに、さらに本人も先輩たちが開拓した道を利用しながら、自分以外には誰もその道を行ってはいけないというように道を塞いではいけません。

BELIFT LABはミン・ヒジン代表が製作したガールズグループに提起される疑惑-韓国国内外のアーティストと類似したところが多い、あるいは海外の特定の作品をリファレンスとして使用したという主張-をよく知っていますが、これがミン・ヒジン代表が実際にこれを盗作したり、積極的に参考にした根拠だとは思いません。ミン・ヒジン代表が製作したガールズグループに提起された疑惑も、意図的に類似性が目立つように編集されたコンテンツによって実際より似たように見える、誇張された映像だと信じています。

専門的な領域で判断されなければならないことまで本人に有利な立場だけを組み立てて歪曲する行為を正さなければ、これはクリエイターの創作活動を途方もなく萎縮させるだろうし、ミン・ヒジン代表もまた決して自由でなくなると思います。

ミン・ヒジン代表は本人の2度目の記者会見で、表面上は和解のジェスチャーを見せましたが、いざ本人の行為によって経験してはならない暴力のような深刻な悪質な書き込みに苦しむアーティストを含め、罪のない被害者にたった一言の謝罪や反省もなく、このことをメディアなど人のせいにしました。これは非常に残念なことです。

この事件からアーティストを保護し、プロジェクトに献身したメンバーやスタッフの名誉を回復することは、BELIFT LABの重要な責務です。BELIFT LABはこのためにこれからも最後まで最善を尽くします。

ありがとうございます。

記事と写真のみお借りしました。