次の検診がありました。
通っている産婦人科は、
受付を挟んで産科と婦人科が振り分け式の
レイアウトになっています。
この日は初めて、
産科でなく婦人科受付で呼ばれ、
「あーもうあの子はお腹にいないんだなぁ」
なんてしみじみ。
学校を休んでいたので、
仲のいい先生達とのlineグループで
学校の情報交換をしながら
診察を待ちました。
診察に入ると、
必要なくなったものではありますが、
一応結果出ました、と
妊婦健診の血液検査結果をいただきました。
そこに書かれている血液型を見て驚愕。
え、A型!?




ちょいちょいちょいちょいー!!
「次の妊娠は
2回は生理を見送ってからね〜
」
なんてすでに次の説明に移ってる先生を
慌てて止める。
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってください、
わ、わたしA型ってことですか!?
「そうですね〜
一体何型だと思ってたんですか?」
と先生。
いや、うち親BとOですけど。
とは言えず。
いや待てよ、そういえば母が昔
父と知り合う直前まで不倫してたって
言ってたような…
そこから何を先生とお話したかは
あまり覚えていませんが
笑
とりあえずその場を取り繕い退散。
流産後の感傷に浸る間も無く退散。
頭の中パニックのあまり
開いてたline(仲良し同僚line)に
「待ってわたしA型だったんですけど」
と謎の報告。笑
同僚たちは何のことやらだったでしょう。
続いて母にline。
文面は同じ。
すると…
母「あっ、バレた〜?
ごめん
」
え、いや、ごめんじゃねーよ!笑
知ってたなら言ってよ!笑
30手前にもなって
病院で血液検査結果聞いただけで
パニクってしまったじゃないかー!
母いわく、
「あの時、
お腹の子がヒロシ(父、仮名)子か、
それともかずやさん(仮名)の子か
分からなくて…
でも絶対産みたい!!て思ったの。
おそらくヒロシの子だろうな、
でもかずやさんの子だったらいいな、
みたいな複雑な思いがあって…
」
(※かずやさんとは不倫の恋×6年で、
母もいい歳になったため吹っ切ろうとし
父ヒロシと付き合い始めたらしい。
そのとたん妊娠した、
と以前は聞いていた。)
母続き「あなたが生まれてから、
ママ(亡くなった祖母)にだけ打ち明けた
ことがあったけど、
すっごく怒られたけど、
あの子は可愛いし賢いし
生まれてくるべくして生まれてきたんだよ。
大丈夫。大丈夫だよ。
何も言わなきゃいい。
って言ってくれた。
ヒロシより、
かずやさんに似ているって
思った日もあったよ。
今まで黙っててごめん。
こんな母でごめん。
でも私にとってあなたは特別な子。
それはずっと変わらない。」
…予期せず、
まさか死んだ自分の子供がきっかけで
自分の出世の秘密を知るとは
笑
まぁ、母もその後離再婚していて、
父親という存在をあまり意識せずに
ここまで生きてきたので、
そこまでのダメージではなかったですが。
1つ年下の妹と
半分だけ姉妹っていうのは
ちょっと寂しかったけど
当時私より若かった母の、
たった一人での決断。
どんなに辛かっただろう。
(ていうか中絶されなくて本当に良かった。)
そこから色々考えました。
子供を持つってどういうことだろう。
わたしが母に宿った意味は
どこかにあったんだろうか。
この子が教えてくれた。
教えてくれたと思ったら死んでしまった。
命って尊いし、あまりに儚い。
わたしは本当に、
ママみたいに覚悟して、
母になる準備ができてたんだろうか。
しばらくして、母にはこう返事をしました。
ママはママだし、パパはパパ。
変わらないよ。
産んでくれてありがとう。