地蔵菩薩様

来る日も来る日もこの日を

願っておったのじゃ

道を一步も譲らぬ著者の姿

勢に我らは手を下さねばな

らなかった

助けのみをこれほどまでに

も用意したにもかかわらず

その選択を無視した

その激情たる執念少しも衰

え崩さずなにゆえそれなり

に拒むや

いかにその場しのぐか

時が解決するとでも思うた


時が解決したのは審判であ


これは人事であらぬ

誰でもあり得る事

おちいるやも知れぬ事

位の高さなど関係ない

地位など無意味である


  (日本の結界永遠に)