旧カブトビール製造工場 | 鶴翼の陣のブログ

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明治31年10月31日竣工。設計は妻木頼黄が担当。妻木頼黄は日本橋の麒麟の翼も設計するなど、西洋建築を取り入れた日本を代表するひとりです。
太平洋戦争などで当時の建造物の半分以上は焼失、もしくは解体で現存するのはこちらの建物のみとなります。





ハーフティンバー構造
現存するハーフティンバー構造のレンガ建物は希少です。

壁面を見ると写真左側に建物が続いていた跡が伺え、本来左側の先には数本の煙突もありました。








建物は南側を正面に向いており、建物裏北側へ移動すると...



米軍機P51の数機の空襲にあい、太平洋戦争中は中島飛行機の倉庫として使用されていたことから、こちらも攻撃対象になりました。

北側壁面に残る機銃掃射の弾痕です。


そんな旧カブトビール製造工場は現在は半田市所有の『半田赤レンガ建物』として甦り、耐震補強もされ後世に残すべく活用がされてます。素晴らしいことだと思いますね。

そんな半田赤レンガ建物の中もお洒落なビアホールです。









五重の腹壁構造により室内低温を保ったようです。

復刻版カブトビールとカブトビアグラスをお土産に。。。