上原城主の諏訪頼重は武田晴信に攻められ、上原城を後にし桑原城に籠城します。まずは上原城跡を散策します。
大河ドラマ『風林火山』では、
諏訪頼重役は小日向文世氏が演じました。諏訪頼重は信濃国の戦国大名で諏訪氏の第19代当主になります。諏訪頼重は、上原城城主で武田勝頼の外祖父にあたり、正室は武田信虎の娘禰々です。
由布姫役は柴本幸さんが演じました。
諏訪御料人
実際の名前が不明との事ですが、大河ドラマ『風林火山』では由布姫（ゆうひめ）としています。原作者の井上靖氏が執筆のため滞在した由布院に因んだそうです。武田晴信の側室で、武田勝頼の母です。
板垣平からの眺望
武田晴信が父の武田信虎を駿河国に追放した事で、諏訪頼重と武田晴信は争う事になり、諏訪頼重は東光寺にて切腹しました。そして板垣信方が諏訪の上原城代になり、ここに屋敷を構えました。
板垣平
板垣信方の屋敷跡
家老屋敷跡
板垣平から約2キロ、車で上がれました。山城巡りは基本歩きですが、上原城跡は楽です。
空堀
土塁
三の郭には、金毘羅神社が建っていました。
三の郭からの眺望
金毘羅神社
讃岐より金毘羅大権現をこの地に観請して祀られています。
二の郭にある物見石
この山頂が主郭です。
裏側から見た山頂
武田勢に圧倒された諏訪頼重は決死の思いで、桑原城に後退しました。桑原城は上原城から車で10～15分です。